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心の時空

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a day in my life

根来塗 その二

金継ぎ作業の合間に、漆と遊ぶ(息抜きする)感覚で‘拭き漆か‘根来塗’をしています。
とくに手間のかかる大きな刻苧作業(切粉・錆漆)しているときなどは、少しずつ刻苧を重ね乾かし、切粉・錆漆
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で全体を整え、砥いで呂漆を塗り乾かし‥を繰り返していると無性に他の漆芸が、したくなります。
そんなとき身近に‘拭き漆’や‘根来塗’用の良い木材(木地・木目板)さえあれば(根来なら木地はさほど問わ
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ず)、誰にでも難なくできます。  (上下写真3枚 : 根来小鉢 径 8.5㌢ ‥ 徳利の袴を根来塗に仕立て直し )
もちろん漆に被れる人は、市販されている極薄のゴム手袋を着用してください。
a0212807_14322041.jpg‘拭き漆’なら生漆、‘根来塗’なら呂漆(黒漆)と赤漆が、手元にありさえすれば、後は、根気よく‘拭き漆’ならただ拭き乾かしを10回くらい繰り返すだけ、‘根来塗’なら呂漆(黒漆)と赤漆を交互に2、3回塗り重ね、最後の仕上げを赤根来にするか黒根来にするかは、ご自分の好み(趣味)です。         (下写真 : 塗り箸 ‥ 上から、錫箔梨子地塗、根来塗、赤漆塗立、錫箔梨子地塗)
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簡単、簡単、夢の漆( ‘邯鄲 邯鄲 夢枕’ の比喩)、D I Y( Do It Yourself )です。
漆芸に興味のある方、漆について知りたい方は、‘漆の話’を貼付しますので参考までにご覧ください。
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(付 録) 貰いものの白木杉箸 2膳を ‘拭き漆’ にしました。
拭いた回数は、まだ3、4回なので、当然のことながら漆に艶が、ありません。
あと5、6回から10回くらい拭けば、漆に風雅な光沢が、表れるでしょう。
by blues_rock | 2016-10-04 00:04 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)