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心の時空

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a day in my life

初期伊万里 青梨子地銀継ぎ

a0212807_17361935.jpg「初期伊万里の金継ぎ挑戦」を以前紹介(こちら)しましたが、その初期伊万里皿のうち一つを「青梨子地銀」で直しました。
3箇所のキズ(左写真の10時方向に2箇所、3時に1箇所)を当初、金直しする予定でしたが、途中変更し浅葱漆をベースに梨子地銀を蒔きました。
もうひとつが、下の変形した初期伊万里茶碗です。
この初期伊万里茶碗もどうしようか迷いながら「♯」の切れたところに銀を蒔き、梨子地回りを金で縁どり(高台はそのまま)しました。
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a0212807_17382635.jpg見込み(内側の縁)にもう少し蒔絵しようかな‥いやいや、うるさくなるといまでも迷っています。
梨子地に青(浅葱)漆地のブルーが、もっと映えれば良かったと反省、次作の課題にしたいと思います。
金継ぎの長所は、迷いがふっきれなければ放っておいて、たとえ3年後、5年後であっても、やる気になったら取り出して納得するまで、とことんやれば良いこと(金継ぎ依頼品だとそうはいかないでしょうが‥)です。
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by blues_rock | 2016-07-23 00:03 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(2)
Commented by マツオマユミ at 2016-07-25 18:23 x
相変わらず面白く仕上げてますね〜♪私は固定観念が強いのでなかなか思い付かない仕上げの仕方、勉強になります。
Commented by blues_rock at 2016-07-28 14:23
古陶磁器のワレ・カケ・ヒビが、入ったところを'金・銀・錫’ 粉で修理する作業に退屈すると気分転換に、高台の残る古陶片を刻苧(こくそ)で、せっせせっせと復元しています。
ミイラ盗りが、ミイラになるというか‥刻苧(こくそ)という魔物に魅入られたファゥストならぬ金継ぎの徒です。
ともあれ、復元したあとが、たいへんながら器全体の1/3~2/3を占める復元部分をどうするのか、金を蒔くのか、本銀仕上げにするのか、梨子地にするのか、色漆蒔絵するのか‥暑いさなか汗を流しながら '傑作’を妄想しているときは、至福の時間です。
まさに病膏肓に入るです。