ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

先生と迷い猫  シネマの世界<第601話>

2015年の日本映画「先生と迷い猫」は、希代の演技者 イッセー尾形(1952~)が、昭和天皇を演じたロシア映画「太陽」以来9年ぶりに主演したほのぼのとした佳作映画でした。
a0212807_1732444.jpg
イッセー尾形のカタブツでヘンクツな元校長先生役も堂に入ったもの‥いる、いる、どこの地域にもいるよねえ、と想わせるキャラクターを見事に演じています。
a0212807_17331828.png
迷い猫を演じるのは、なんと三毛猫女優のドロップ(4歳、雌、映画初出演)で名優イッセー尾形を相手に堂々の名演技(カメラやスタッフ陣など意に介さず、上写真「ん!? 何かご用?」といった風)、映画全編を一人ならぬ一匹でa0212807_17344197.jpg演じ切っています。
監督は、深川栄洋(1976~)、撮影監督月永雄太(1976~)、主演のイッセー尾形相手にひょうひょうと地域住民を演じるのが、市役所職員役の染谷将太(1992~)、雑貨店主役のピエール瀧(1967~)、自動車修理工場主役の嶋田久作(1955~)、美容院経営者役の岸本加世子(1960~)、先生の亡き妻役をもたいまさこ(1952~)などです。
a0212807_17354072.jpg映画の中で重要な役割を果たすのが、佐々木動物プロダクションのタレント動物たち‥なかでも主演する‘ミイ・ソラ・タマコ・ちひろ’と勝手に名前を付けられ愛されている地域猫役の三毛猫ドロップほかドロップに絡む近所の飼い犬や野良猫たちを演じる動物たちです。
映画は、伊豆半島の下田を舞台に時代とともに希薄になっていく地域の人びとの人間関係にスポットを当て、彼a0212807_17362859.jpgらの生活に深く関わった一匹の猫の失踪事件をとおして地域住民が、交流していく様子を描いています。
疲れた一日、お茶でも飲みながら、ほっこりするのに最適の日本映画です。
by blues_rock | 2016-06-18 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)