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心の時空

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妹の恋人  シネマの世界<第570話>

a0212807_1853122.jpgいまや世界的な名優となった天性の演技者ジョニー・デップ(1963~)を有名にした映画と云えば、1990年に公開された奇才ティム・バートン監督(1958~)の名作「シザーハンズ」、1993年公開の名匠ラッセ・ハルストレム監督作品「ギルバート・グレイプ」、そしてカナダの映画監督ジェレマイア・チェチック(1951~)が、「ギルバート・グレイプ」と同じ年に撮ったこの「妹の恋人」(原題「ベニーとジューン」)の三作品と思います。
映画の原題「ベニーとジューン」で分かるとおり主人公の兄ベニー(エイダン・クイン 1959~)と妹ジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン 1966~)さらに奇怪な青年サム(ジョニー・デップ 1963~)を加えa0212807_1858195.jpgた三人が、彼らのまわりにいる人たちを巻きみコミカルながらも心温まるヒューマン・ドラマです。
ベニーとジューンの兄妹は、子供のころ両親を事故で亡くしました。
両親の死で幼いジューンは、精神障害を起こし、それ以来、兄ベニーが、独りでずっと妹ジューンの面倒を見て来ました。
a0212807_1859323.jpg自動車修理工のベニーは、自分の仕事中、ジューンの主治医(CCH・パウンダー 1952~、1987年映画「バグダッド・カフェ」の女主人ブレンダ)に家政婦を派遣してもらいますが、精神的に不安定なジューンは、ことごとく家政婦を家から追い出しました。
a0212807_18593785.jpgある日、ベニーは、ポーカー仲間のいとこで風変わりな青年サムを預かることになりました。
パントマイムの上手い変わり者のサムは、いつも奇怪な行動をしますが、その不思議な魅力で精神不安定なジューンの心を癒していきました。
a0212807_1914595.jpgベニーもウェイトレスのルーシー(ジュリアン・ムーア 1960~)と知り合いになりますが、妹ジューンのことで彼女に自分の素直な気持ちを告白できませんでした。
サムとジューンは、次第に愛し合うようになるもののベニーが、それを許さず、サムとジューンは、仕方なく駆け落ちしようとバスに乗ったときジューンの精神が、不安定a0212807_19121038.jpgとなりパニックを起こしました。
兄ベニーにも恋人サムにも心を閉ざしたジューンは、精神病院に入院し二人の面会も拒絶するようになりました。
この映画「妹の恋人」の見どころは、何と言っても若いジョニー・デップの演技者としての希有な才能とこちらも後年アカデミー賞主演女優賞女優となった名女優ジュリアン・ムーアの脇役時代の初々しい姿を見れることでしょう。
by blues_rock | 2016-03-17 00:17 | 映画(シネマの世界) | Comments(2)
Commented by j-machj at 2016-03-17 08:00
ジョニー・デップって、イケメンなのにコメディをやらせると良い味を出すところが好きです。

最近観た映画では、「チャーリー・モルデカイ」が世間の評価は低いけど、僕は面白かったと思います。

ジョニー・デップ主演の映画で、一番好きなのは、ティム・バートン監督の「エド・ウッド」です。
一般的に、実在した人物の伝記映画というのは、まじめな内容が多いですが、この映画はティム・バートンとジョニー・デップのコンビだから作り得た映画でしょう。

この映画を見て「エド・ウッド」の作った作品を見たくてレンタルを探しているのですが、やはり見つからないですね。
Commented by blues_rock at 2016-03-17 21:30
j-machj さん、いつも的確なコメント、恐れ入ります。
ティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演のマニアック映画コンビが、リリースした天才映画人 オーソン・ウェルズになりたかった‘伝説の史上最低の映画監督’「エド・ウッド」については、近日中に私の感想を書きたいと思います。
エド・ウッド監督の作品は、レンタル店にあると思えませんが、TSUTAYAのカウンターに問い合わせ、どこかに在庫あれば、一週間程度で取り寄せてくれますよ。