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心の時空

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a day in my life

ジャパン・クールな晩白柚(ばんぺいゆ)~次世代日本農業考

私の好物に、早春のこの時期にだけ出回る柑橘(かんきつ)の「八朔」、「晩白柚(ばんぺいゆ)」が、あります。
晩白柚の主産地は、熊本県八代地域で全国生産量の97%を占めるので八代の特産品と言って良いでしょう。
晩白柚は、文旦(ザボン)の一種ですが、文旦(ザボン)のほうは、高知県が、主産地で全国生産量の90%を占め、晩白柚とは、別物(似て非なるもの)と考えたが良いでしょう。
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ちなみに八朔の主産地は、和歌山県で全国生産量の68%を占めています。
晩白柚の原産地は、マレ-半島らしく1930年に台湾の株が、鹿児島県の果樹試験場へ白柚(ぺいゆ、ザボンのこと)として導入されました。
晩白柚(ばんぺいゆ)と呼ばれる名前の由来は、台湾で果肉の白いザボンを白柚(ぺいゆ)と呼んでおりザボンa0212807_17342554.jpgより完熟するのが、遅かったので晩生の白柚つまり晩白柚と呼ばれるようになりました。
熊本県八代地域の特産品となったのは、昔から在来種サボン(文旦)の生産地で晩白柚生育の最適地であったこと、鹿児島県(の果樹試験場)に近かったこと、農家の方々の生産意欲が高く品種改良や栽培技術のカイゼン努力を怠らなかったことだろうと推察します。
晩白柚の皮をむき、果肉がしっかり絞まった甘酸っぱい味に舌鼓を打ちながら、これからさらに経済発展する東アジアにおける日本農業の実力(立ち位置)を考えていました。
浮羽の友人が、経営する果樹園で収穫されるブドウや柿も絶品!です。
今のところTPP(環太平洋パートナー12か国)の仲間に入れてもらえない中国、すねて入らない韓国、いずれ入るa0212807_17351583.pngASEAN(東南アジア諸国連合10か国)など現在の世界経済の流れをしっかり俯瞰すれば一目瞭然、拡大TPP経済圏の巨大マーケットが、目の前にあります。
‘ジャパン・クール’は、何もハイブリッド自動車やAIロボット、ハイテク精密機器(高性能トイレット)だけのものではなく、次世代日本農業が、明るいことを全国農協組織の元営業職員として働いていたころの実体験(こちら)から私は、知っていますので気候風土に支えられた日本農協の未来を非常に楽観しています。
年金暮らしの私が、個人的に心配しているのは、やがて八代の晩白柚、和歌山の八朔、浮羽のぶどう・柿などが、東アジアの富裕層の口にしか入らない高級果実になるかもしれないことだけ‥老婆心かな?
by blues_rock | 2016-02-12 00:12 | 自然/農耕/食料 | Comments(0)