ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

色漆継ぎ

閏日(うるうび)」のオーナーから壊れても捨て切れずにいる器があると聞き、色漆継ぎを引受けました。
薄緑の透明感さわやかなガラスの水差しの頸が、ポッキリ折れていました。
a0212807_2132954.jpg
まずピンポイント(2、3箇所)を接着剤で固定し一日置き、つぎに折れた部分に沿って生正味漆を沁み込ませ一週間乾かし最後に青の美しい浅葱色漆で仕上げました。
a0212807_21364668.jpg
ポイントは、色落ちしないよう漆を低温低湿度で普段より時間をかけゆっくり乾燥させることです。
小さな愛らしい陶製の犬型花器の左前足が、一つ有りませんでした。
a0212807_2138594.jpgパテで左前足を作り整形、呂色漆に錫粉を蒔き全体の雰囲気を壊さないようにしました。
左写真上の磁器小皿は、右部の一箇所が、きれいに割れておりガラスの水差し頸直し同様の手順で朱色漆の仕上げにしました。
下の陶器小皿は、縁が、ほんの少し欠けているだけなのでパテで補填し白漆(生正味漆でほんの少し調整)で仕上げました。
by blues_rock | 2016-01-11 00:11 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)