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心の時空

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ドリームハウス  シネマの世界<第543話>

a0212807_11272320.jpgアイルランドの名匠ジム・シェリダン監督(1949~)が、2011年に撮ったアメリカ映画「ドリームハウス」(2012年秋日本公開)は、ホラーのような恐怖感とファンタジーのような寓話性に加え、サスペンス&ミステリー仕立て(映画の導入部にチラッと登場する人物や何気ないセリフの布石に注意)にしたシェリダン監督の演出が、冴えサイコホラー映画の傑作「シックス・センス」(1999)を彷彿とさせる良い映画でした。
「ドリームハウス」のプロット(構想)と少し似ているのが、スペイン・メキシコ合作のサイコホラー映画「永遠のこどもたち」(2007)です。
私は、ホラー系の映画をほとんど見ません(粗悪だから)が、「永遠のこどもたち」は、少しサイキック(非科学的な心霊現象)過ぎるものの丁寧なホラー映画なので「ドリームハウス」と併せて見る(比較する)のもおもしろいかa0212807_11282834.jpgもしれません。
ジム・シェリダン監督作品で私の頭にすぐ浮かぶのは、1989年作品「マイ・レフトフット」、1993年作品「父の祈りを」、2009年作品「マイ・ブラザー」です。
とくにシェリダン監督が、イギリス(現在アイルランドに市民権)の怪優ダニエル・デイ=ルイス(1957~ アカデミー賞主演男優賞3回受賞は ダニエル・デイ=ルイス だけ)と組んだ作品は、すべて秀作です。
a0212807_1130412.jpgさて、「ドリームハウス」について云えば、サイコスリラー映画である「ドリームハウス」について、あまり余計なことを書かないほうが、良いと思いますので見どころ(見るポイント)だけ紹介します。
有能な編集者のウィル(ダニエル・クレイグ1968~)は、忙しい毎日から解放され作家になり家族とともに第二の人生を送ろうと出版社GPH(劇中に登場するグリーンヘブンa0212807_1140556.jpg精神医療施設とイニシャルが同じ)を退社、妻リビー(レイチェル・ワイズ 1970~)、二人の娘トリッシュ(テイラー・ギァー 2001~)とディディ(クレア・ギァー 2006~)を連れて郊外の家に転居しました。
だが、転居早々、不気味な出来事が、家のまわりで発生し不審者の影に二人の娘(幼いギァー実姉妹の演技が自然ですばらしい)は、怯えました。
a0212807_11403571.jpgやがてウィルは、5年前にこの家で起きた一家惨殺事件を耳にしました。
ウィルは、家のまわりで起きた不気味な出来事が、5年前の一家惨殺事件と関連あるのではと警察に捜査を要請しますが、相手にされず自分で調査を始めました。
隣人のアン(ナオミ・ワッツ 1968~)は、ウィルに何かと親切にします。
a0212807_11432020.jpgそして、ウィルのまわりで‘幻覚’に似た不可解な出来事や不思議な現象が、次第に起き始めました。
これ以上は、ネタバレになりますので、ここまでにします。
「ドリームハウス」は、ホラーではなく、サイコスリラーとサスペンス・ミステリーが、程好く融合した映画ですので‘推理小説の謎解き’好きの方にお勧めしたい映画です。
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このスペイン・メキシコ合作のサイコホラー映画「永遠のこどもたち」(2007)もおもしろい映画です。
by blues_rock | 2015-12-20 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)