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心の時空

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a day in my life

柿食えば

果物は、どれも美味しいのですが、なかでも私の一番の好物は、柿です。
a0212807_253717.jpg西村早生柿、次郎柿、富有柿などできるだけ果肉の硬い甘柿を選び、そのまま皮を剥かずにガブリ、とくに旧盆明け頃から出回る少し青く硬いもの、果肉にびっしりゴマの入った西村早生柿や次郎柿の食感は、私の幸せの快感でもあります。
私が、名古屋に暮らした頃に食べた禅寺丸柿や筆柿なども九州育ちの私には、めずらしい柿(中部日本地区のa0212807_2121314.jpg人たちには普通に出回る甘柿)で美味しいと思いました。
東京では、渋柿を干して作る信州(長野県南部)の市田柿、東日本(とくに福島県)のあんぽ柿、渋抜きした平核無柿や庄内柿も良く食べました。
子供の頃、私の実家にあった大きな渋柿の木は、晩秋に真っ赤な熟し柿が、たわわに実り、私は、長い竹棹の先を二つに割り、熟した実を落とさないよう注意しながら枝を挟み回し折りしてa0212807_213115.jpg採りました。
柿の原産国は日本だとか‥‘KAKI’は、万国共通語で学名ディオスピロス・カキと言い「神から与えられた食べ物」という意味です。
わが国には、古来より「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺があるくらい柿は、栄養満点の食べ物です。
今のような柿は、奈良時代に中国から伝えられた種類の品種改良や突然変異種の子孫です。
a0212807_2204025.jpg秋の紅葉シーズンには、間に合いませんでしたが、先週大分県の飯田高原へ同僚たち6人で車の旅(行楽ドライブ)をしました。
その日は、湯坪の民宿「叶館」に泊まり、露天風呂にゆったり浸かり泉水山を眺めつつ、傍迷惑もなんのその、調子っ外れながら‘坊がつる讃歌’を気持ち良く唄いました。
翌日は、飯田高原から九重町山中の離合もできないような山道を抜け、玖珠に出て国道210号線を日田から浮羽に向かい、耳納連山の山麓一面を覆う紅葉した柿畑(というより柿山)にたわわに実を付けた富有柿の柿並み木を眺めながら帰って来ました。
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もちろんのことながら、その日から数日間、私の主食は、柿になりました。   (叶館の庭から泉水山を眺む)
      ‘柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺’   (正岡子規 明治28年11月8日発句)
by blues_rock | 2015-11-29 00:09 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(0)