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心の時空

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a day in my life

涙の金継ぎ

三日と空けずせっせせっせと金継ぎして‘よしできた!’と自画自賛する作品もしばらく(2、3年)して改めて手に取り眺めてみると‘こりゃダメだ!’と天を仰ぎたくなる作品が、必ず出てきます。
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どの作品も時間をかけた作業の苦労や純金・本銀を蒔いたのに‥モッタイナイというケチ臭い心根が、ネックとなり‘まあいいや’とつい妥協していました。
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それは、金継ぎ技術の上達にとって百害あって一利なしということにようやく気付きました。
何とかしたいと深追いしても最初の工程(とくに下地)に手抜きがあったら墓穴を掘るだけ、いまはダメと思った
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ら中途半端な未練は捨て、一気にエイヤッと剥ぎ落とすようにしています。
それでも上手く行かないとしたら‥漆や金・銀粉などの材料の不具合か、腕(技術)の未熟さか、センスと情熱の
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欠如か、あるいは、その全部か、これからも難儀ながら楽しい‘涙の金継ぎ’は、続きます。
by blues_rock | 2015-11-11 00:11 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)