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心の時空

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a day in my life

本銀継ぎ(金継ぎCross Road)

金継ぎ工芸会の会員(研修生)になり、6年目の秋を迎えました。
これまで‘金継ぎ(金継ぎ工芸の総称)’がしたい、その一念で材料は、自宅の割れ茶碗、縁の欠けた皿、教室
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で購入した新旧陶磁の教材、日用品中古ショップで購入した陶磁器を割るなどして無暗矢鱈に金(青金・本銀・錫・梨子地・漆)継ぎしてきました。(参考:Ma petite galerie
a0212807_22324145.jpgわが未熟さを棚に上げ、丁寧に教えてくれる方のアドバイスもうわの空で聞き、金継ぎ技術書も開かず、ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる(やりゃ上手くなる)と信じ闇雲に取り組んできました。
この5年の‘汗の結晶’を並べて眺めてみると乱雑な未熟さに恥じ入ります。
金継ぎを始めたころの初心に戻り、先輩諸氏の教えを素直に聞き、漆工芸の専門書で金継ぎ技術を学びながら名人たちの離れ業a0212807_22402049.jpgが、“自家薬籠中の物”となるまで新たな気持ちで「金(青金・本銀・錫・梨子地・漆)継ぎ」に挑戦していきたいと思います。
「臥牛白鷺文輪花鉢」(こちら 上写真)の金共継ぎが、脆く仕上げもイマイチでしたので、再度継いだ箇所を漆で固め、さらに凹部分にサビ漆を入れ今回は、赤漆に銀を蒔き、ほんのりと薄墨桜色した銀の‘本銀共継ぎ’にしました。
玄洋窯 湯呑茶碗‥お茶や焼酎のお湯割り用として使っているうち縦に一筋、細いヒビが入りましたので、生正味漆を入れヒビの拡大を止め呂漆でヒビを埋めて本銀継ぎにしました。
by blues_rock | 2015-10-28 00:08 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(2)
Commented by 松尾 at 2015-10-28 12:26 x
ほぼ同時期に会に入ったにもかかわらず、技術の差を目の当たりにします。
頑張らなければ‼︎
Commented by blues_rock at 2015-10-28 16:36
松尾さんへ(お礼)
いつも励ましていただき感謝しています。
私こそ金継ぎ伝統工芸の基本である「刻苧(こくそ)」と「糊漆(のりうるし)」に挑戦し続ける松尾さんの不屈の精神に教えられる今日この頃です。
私は、作業工程が、合理的かつ効率的なので今までパテとエポキシボンドの手軽(イージー)さに依存してきたことを大いに反省‥この秋から‘金継ぎ伝統工芸’の原点に還り、松尾さんの伝統工芸にこだわる一途な姿勢とその不屈の精神を見習おう(私の場合パテとエポキシは捨てきれませんが)と思っています。
(これ、ホントですよ。)