シェフ シネマの世界<第524話>
このことからもファヴロー監督が、いかに自分の手でこの映画「シェフ」を撮りたかったのか良く理解できます。
映画は、料理することが、何より好きな腕利きのシェフ、カール(ジョン・ファヴロー)は、メニューにあるマンネリ
カールに好意をもつソムリエのモリー(スカーレット・ヨハンソン 1984~)が、なだめるのも聞かずカールは、店を
離婚した元妻イネズ(ソフィア・ベルガラ 1972~)の励ましで一人息子のパーシー(エムジェイ・アンソニー 2003~)とマイアミを訪ねたカールは、キューバ出身であるイネズの父親から教わった‘キューバサンドイッチ’の美
カールは、友人で実業家のイネズの前夫でもあったマーヴィン(ロバート・ダウニー・Jr. 1965~)から中古のフードトラック(オンボロ屋台)を譲り受け息子のパーシーと‘キューバサンドイッチ’の移動販売を始めました。
父親カールに預けた息子パーシーを心配した母親イネズは、パーシーの活き活きとした表情を見て自分も参加
こうしてキューバサンドイッチ移動屋台のロードムービーが、マイアミをスタートにルイジアナからテキサスを経てロサンゼルスへと展開して行きます。