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心の時空

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ベンガラ色漆継ぎ‥伊羅保ぐい呑み

真ん中から大きく二つに割れた‘伊羅保ぐい呑み’の修理を引受けました。
伊羅保は、陶質の肌理(きめ)が粗く、陶片をきれいに繋ぎ合せてもわずかなヒビから水漏れします。
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そのヒビやスキ間をサビ漆でふさぎ、水漏れ・滲みを防がなくてはなりません。
サビ漆の乾燥(一週間)を待って表面を磨き、呂漆を塗り乾燥、シリコン液で水の滲みをチェック、水の滲みが、
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完全に無くなるまで、磨ぎ~塗り~乾燥~チェックを続けます。
水の滲みが、無くなったら、最後にベンガラ色漆で仕上げます。
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伊羅保には、ベンガラ色が、映えると思います。
関連記事:ベンガラ色漆継ぎ‥銘「粗相」 こちら
by blues_rock | 2015-01-16 00:06 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(4)
Commented by j-machj at 2015-01-15 23:21
いつも、大変な褒め言葉をありがとうございます。

これまた、ひびの模様が美しいですね。
偶然の産物であって、わざと割ってもどこかわざとらしさが残るでしょうね。

ところで、ショーン・ペンは僕も演技の上手い俳優だと思っていましたが、私生活ではトラブルメーカーだと聞いていたので、その先入観で見ていました。

ところが、「アイ・アム・サム」を観てからイメージが一転しました。
彼の場合は、年を重ねるごとに演技に磨きがかかっていますね。
Commented by blues_rock at 2015-01-16 08:15
ショーン・ペンは、役柄の複雑な(屈折した)精神構造を演じ分ける性格俳優ジャック・ニコルソンに似ていると思います。
ショーン・ペンが、演じる善き人・悪き人・サイコパス・偽善者は、実在する人物のようなリアリティと凄みがあります。
日本の俳優に例えるなら少しタイプは、違いますが、緒方拳・山崎努の役者ぶりに似ています。
Commented by ダイハード at 2015-01-16 20:48 x
ヤンスウ管理人さま。
こんどの繕いは「粗相w」とは別物なのですね。器の肌色にもよるのでしょうが、正直、ベンガラ継ぎは血管に見えて吸血鬼のようで、ワタクシ的には受けつけないなぁ・・・あ、スミマセン m@m
唐津での展示会の折「金継ぎ」については縷縷おうかがいできたのですが、以前の記事をみて思いだした質問があります。
金継ぎのばあい、ときどき金そのものに、さらに蒔絵(?)よろしく小さな弧が幾重にもある紋様を見かけますが・・・アレは手描きですか?あるいは転写とかなのでしょうか?
Commented by blues_rock at 2015-01-16 21:32
ご質問の件、拝見してみないと分かりませんが、通常の金継ぎ仕上げした金地のうえに、さらに金で蒔絵文様を施された凝った金継ぎ作品であろうと推察します。
たぶん全部手仕事(匠の技)と推察します。