ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

カオス  シネマの世界<第430話>

カナダ・イギリス・アメリカ共同製作トニー・ジグリオ(1971~)監督・脚本による2006年サスペンス&アクション映画「カオス」は、話(ストーリー)が、二転三転(いや四転五転くらい)しながら混沌と、つまりカオス状態となり展開していくおもしろい映画です。
a0212807_164171.jpg映画「カオス」は、アメリカの気象学者ローレンツ(1917~2008)のカオス理論 (決定論的非周期な流れ‥というさっぱり分からない混沌理論、1960年発表)を参考に構成されたサスペンス&アクション映画と宣伝にありましたが、要するにストーリーの展開は、良く見ていないと分からないのでスクリーンをしっかり見ていてくださいということです。
シアトルの銀行が、開店するとすぐ武装強盗団に襲撃され、強盗団は、緊急通報により市警察やSWATに包囲されるのを待っていたかのように銀行内にいた市民・行員を人質に立て籠もりました。
強盗団のリーダー、ローレンツ(ウェズリー・スナイプス 1962~ カオス理論学者のローレンツと同じ名前にするとは脚本を書いたジグリオ監督もニクイ)は、他の強盗事件で人質を犯人と共に死なせた責任で謹慎休職中のa0212807_1113796.jpgコナーズ刑事(ジェイソン・ステイサム 1967~)を交渉の相手として指名して来ました。
シアトル市警察の上司は、コナーズ刑事に大学を卒業したばかりの新人デッカー刑事(ライアン・フィリップ 1974~)を見張り役に付け、しぶしぶ現場の指揮官として派遣しました。
リーダーのローレンツは、なかなかのキレ者で、コナーズ刑事との交渉にも一切スキを見せず、命令に従わなa0212807_112862.jpgかった人質を一人、見せしめに射殺しました。
現場で指揮を執っていたコナーズ刑事は、これ以上交渉しても人質に犠牲者が、増えるだけと判断、銀行内へ強行突入を指示しました。
だが、突入直前に武装グループのワナと気付いたコナーズ刑事は、強行突入の中止命令を出しましたが、強引a0212807_113361.jpgな事件解決を計るSWATは、コナーズ刑事の中止命令を無視して銀行に突入しました。
SWATの突入と同時に銀行内で大規模な爆発が、起こりました。
コナーズ刑事たちが、爆発の収まった銀行に入ると強盗団は、忽然と消え現金始め銀行から何も盗まれていませんでした。
a0212807_1142624.jpg映画は、ハデな銀行爆破シーン、カーチェイスの迫力あるシーン、コナーズとローレンツとの駆け引きと対決シーン、さらにシアトル市警察内の不穏な人間関係を見せながら映画は、前半ベテラン、コナーズ刑事の活躍を描き、映画の後半、コナーズが、ローレンツに殺される(爆殺される)と彼の相棒であった新人刑事デッカーの予想外の活躍を描いています。
次第に鋭い捜査能力を発揮し始めたデッカー刑事は、この不可解な銀行強盗事件の捜査を引き継ぎ、ナゾにa0212807_1162635.jpg満ちたカオス(どんでん返しのサスペンス)を追い続け、最後に見る者の意表を突き、この不可解な事件に決着を付けました。
映画の後半、コナーズ刑事(ジェイソン・ステイサム)が、爆殺されたあと、この不可解な事件の黒幕(真犯人)を察した方は、相当のミステリー通かサスペンス映画ファンと思います。
女性刑事役のジャスティン・ワデル(1976~ 南アフリカ出身、なかなかの美人女優)が、コナーズ刑事との絡みで色を添えています。
by blues_rock | 2014-12-23 01:05 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)