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心の時空

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a day in my life

荒城の月と古城の月 ‥ 皆既月食の夜に

a0212807_7561561.jpg昨夜は、皆既月食でした。
私は、そのことを知らず、仕事の帰り、暗い夜道ですれ違いざま突然、年配の女性に「月は、どこに‥?」と問われ「は!? つき?‥ですか?」とすっとん狂な声を出し暗い夜空を見上げました。
皆既月食は、月に映る地球の影‥と言ってしまえば、素っ気ない現象ですが、月を愛でる日本人の情緒には、古来より皆既月食もまた「いとおかし」だったろうと推察いたします。
さて、日本の歌を代表する名曲、滝廉太郎(1879~1903病没、享年24歳)の「荒城の月」を知らない日本人はおらず、国内外の多くの声楽家(オペラ歌手)に歌われ、ジャズやロックにもアレンジされ、レアな例としてヘビィメタルロック・バンド スコーピオンズのギグ(ライブ演奏)が有名です。
英文学者にして詩人土井晩翠(1871~1952)の哀切ある七五調詞「荒城の月」は、西洋音楽を学びクリスチャンa0212807_20534575.jpgであった当時21歳の音楽家、滝廉太郎作曲の品格ある美しいメロディにぴったりでした。
左は、滝廉太郎のオリジナル楽譜で「‥花の宴の‘え’に♯(シャープ)」が、付いています。
このメロディは、ジプシー音楽の特徴(第4音を半音あげる)と似ているので1900年代世界的に有名であった日本人女性オペラ歌手、三浦環(オペラ「蝶々夫人」がとくに有名、作曲したプッチーニも絶賛したそうです)が、海外公演で「荒城の月」を歌うとき聴衆は、ハンガリー民謡と思うと「♯(シャープ)」をとり歌いました。
ベルギーのシュヴトーニュ修道院では、この「♯(シャープ)」ぬきの「荒城の月」が、讃美歌になっています。
さて今宵は、「荒城の月」に代わりに小椋佳の「古城の月」(こちら)を皆様方に贈ります。
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   夢は 砕けて 夢と知り

   愛は 破れて 愛と知り

   時は 流れて 時と知り

   友は 別れて 友と知る

ご参考までに拙ブログ「月の名前」を貼付いたします。
by blues_rock | 2014-10-09 00:09 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(2)
Commented by J-マッチ at 2014-10-10 23:08 x
月と言えば竹田城というくらい、イメージが定着してしまいましたね。
僕は、東京に住んでいたこともあるので、桜が咲くと「春のうららの隅田川」を思い出します。
Commented by blues_rock at 2014-10-11 01:36
私の東京の桜は、千鳥ケ淵で、隅田川は、花火でした。
東京を離れて5年半‥なぜか東京の中華そばを無性に食べたくなります。