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心の時空

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マダム・イン・ニューヨーク  シネマの世界<第395話>

いま福岡市天神のKBCシネマでロングランしているインド映画「マダム・イン・ニューヨーク」(2012年、原題「English Vinglish」)は、インドの新人女性監督ガウリ・シンデー(1974~ 映画製作当時38才)が、脚本を書き自らメガホンをとって長編映画デビューした作品と知ってびっくり、その才能に驚きました。
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先日見た新作インド映画「めぐり逢わせのお弁当」の記事(こちら)で、私の思うインド映画について書きましたが、この新作「マダム・イン・ニューヨーク」は、「めぐり逢わせのお弁当」の前にすでにロードショウされており、それさえ知らなかった私の先入観によるインド映画‘食べず嫌い’を大いに反省しました。
a0212807_22335329.jpgガウリ・シンデー監督(左写真)は、新人監督ながら‘インドで最も成功した映画監督ベスト5’に選ばれ、この映画の主演女優シュリデヴィ(1963~ 出演時50才)は、インド映画史女優部門NO.1に輝いたのだとか、シュリデヴィの演じる艶(あで)やかで貞淑そして芯の強いチャーミングな美人マダムぶりが、シンデー監督の初監督とは思えない演出の上手さ、撮影のすばらしさと併せ、この映画「マダム・イン・ニューヨーク」最大の見どころです。
映画のプロット‥インド伝来の古風なヒンドゥ文化で暮らしていた専業主婦シャシは、インドの公用語である英語が分からず夫からや娘からいつもからかわれ小バカにされて内心傷付いていました。
ある日、ニューヨークに居る姉からの依頼で姪の結婚式を手伝うため家族より一足先にアメリカに向かいました。
英語が、ニガテなシャシは、いきなりいろいろなハプニングに見舞われ意気消沈します。
ニューヨークの街でバス広告の「4週間で英語が話せる」を偶然見たシャシは、一念発起、姉にも後から来るインドの家族にもナイショで英会話スクールに入学しました。
a0212807_22453416.jpg英会話クラスには、英語のできないいろいろな国の人たちがいました。
その中に彼女が、カフェで注文もできずオロオロし店内でトラブルを起こしたとき黙って助けてくれたフランス人のロランもいました。
クラスのいろいろな仲間たちと励まし合いながらニガテな英語を習得していくうちにシャシは、少しずつ自分に自信を取り戻し‘自分を愛すること’を学んでいきました。
英会話クラス修業の最終課題が、「英語による5分間スピーチ」でテスト日は、姪の結婚式当日でした。
シャシは、「英語による5分間スピーチ」ができるのでしょうか?‥それは、映画を見た人のお楽しみにしましょう。
英語ができないばかりに家庭内で劣等感を抱えていたインドの良妻賢母主婦が、ニューヨークでニガテな英語を学ぼうと奮闘する様子を演じたのは、子育てのため女優引退したかっての国民的女優シュリデヴィ(右上写真)で15年ぶりのスクリーン復帰だとか‥シンデー監督は、主演女優をシュリデヴィと決めて主人公シャシ像を脚本に書いたと思います。
15年ぶりの女優復帰を謳歌するかのようにインドのベテラン女優シュリデヴィは、主人公シャシをのびのびと実
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に楽しそうに演じています。
インドの新世代女性監督ガウリ・シンデーの次の作品を楽しみにしています。
by blues_rock | 2014-09-21 00:21 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)