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心の時空

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a day in my life

プリティ・リーグ  シネマの世界<第386話>

a0212807_2233116.jpg第二次世界大戦中の1943年から戦後1954年の12年間だけ、女性のプロ野球チームによるリーグ戦が、実在しました。
これを女性監督ペニー・マーシャル(1943~ 1990年監督作品「レナードの朝」)が、メガホンをとり1992年映画化しました。
女性のプロ野球リーグをテーマにしているからと云って日本公開タイトルの「プリティ・リーグ」では、ダサくてまったくセンスがありません。
原題は、「A League of Their Own」つまり「彼女たち自身のリーグ」、こちらのほうが、この映画のタイトルにピッタリです。
主人公のプロ野球選手にジーナ・デイヴィス(1956~ 1991年「テルマ&ルイーズ」主演)とロリ・ペティ(1963~ 「ハートブルー」 こちら・「早熟のアイダホ」 こちら)が、野球好きの姉妹役で出演、これにトム・ハンクス(1956~)が、元大リーガーのプライドを捨てない酒浸りの監督役をユーモラスに演じています。
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ロック・ミュージシャンのマドンナ(1958~)も運動神経の良い元ダンサーのプロ野球選手を演じ、この映画の主題歌「This Used To Be My Playground」を歌っています。
撮影監督をミロスラフ・オンドリチェク(1934~ 1982年「ガープの世界」、1990年「レナードの朝」の撮影監督)がa0212807_2292010.jpg担当しています。
物語の骨子は、1943年、第二次世界大戦中のアメリカでは、大リーグのプロ野球選手たちも次々に戦場へ駆り出されアメリカのプロ野球機構は、運営の危機を迎えていました。
そこでオーナーの一人が、女性による興行的(見世物的)なプロ野球リーグの設立を提案しました。
a0212807_22134516.jpgスカウトマンは、野球の実力と‘女らしさ’を選考基準に入れながら女性プロ野球リーグに必要な選手を集めました。
オレゴンの片田舎でソフトボールリーグのキャッチャーとして活躍していたドティ(ジーナ・デイヴィス)にもスカウトの声がかかりました。
出征した夫の帰りを待つドティは、乗り気ではありませんでしたが、ピッチャーの妹キット(ロリ・ペティ)に説得され、姉妹一緒ならと渋るスカウトを強引に口説きプロ野球リーグ本拠地のシカゴに向かいました。
a0212807_22201924.jpg全国からスカウトされた千人のうち64名が、女性プロ野球リーグの選手に選ばれ、4チームに振り分けられました。
最初バカにしていた大リーグファンもドティたちの女性らしからぬガッツあふれるプレーにより女性プロ野球リーグの人気も高まりました。
ある日ピッチャーのキットは、投手交代を巡りキャッチャーの姉ドティと口論、キットが他チームにトレードされると仲の良かった姉妹に亀裂が生じました。
姉妹は、チーム敵味方となり決勝シリーズを競い、キットの活躍により彼女のチームが、その年優勝しました。
a0212807_22215599.jpg姉のドティは、1年だけでチームの皆に惜しまれつつ復員した夫の待つオレゴン州に帰りました。
1988年ニューヨーク州クーパーズタウンの‘野球殿堂’で1954年まで12年間続いた女性プロ野球リーグの殿堂入りを祝うセレモニーが行われました。
ドティも昔懐かしいチームの仲間たちと44年ぶりに再会、子供や孫たちに囲まれた妹キットとも久しぶりに会ったドティは、お互い年老いた妹キットを強く抱きしめました。
by blues_rock | 2014-08-29 00:09 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)