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心の時空

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胸騒ぎの恋人  シネマの世界<第385話>

「わたしはロランス」(2012年 こちら)の監督グザヴィエ・ドラン(1989~)が、2010年に発表した第2作「胸騒ぎの恋人」は、2014年に日本公開されました。
映画の原題「Les Amours imaginaires」は、‘空想の愛’というような意味合いで、映画のプロットも姉と弟のような
a0212807_156248.jpg絆(愛)で結ばれているゲイの青年とストレートの女性を主人公に、この二人が同時に恋する青年(ゲイかストレートか不明)との‘三角関係’を筋立てに映画は、展開します。
この映画「胸騒ぎの恋人」の製作当時21才のグザヴィエ・ドランは、主人公であるゲイの青年フランシス役を主演すると同時に、監督・脚本・製作・編集・音楽(選曲)を一人で行ない、チャップリンの再来のような‘映画の天才ぶり’を発揮しています。
俳優としてのグザヴィエ・ドラン(下写真左)は、女性好みのかっこいい美男子(ハンサム)ですが、ゲイ(本人公言)なのだとか、そう思って映画を見ると‘三角関係’のシークエンス(ゲイのフランシスと青年ニコラ、ニコラとストレートの女性マリー、ゲイのフランシスとストレートのマリー、それぞれを映したシーンの連続)の中で「愛って何?」とフランシスがマリー(だったと思う)に問うシーンは、ドラン監督のこの映画に託したメッセー
a0212807_1511481.jpgジを強く感じました。
映画のストーリーを簡単に云うとマリーとフランシスは、姉と弟のような親友同士、ある日二人は、パーティで社交的で朗らかな青年ニコラと出会います。
フランシスもマリーも「好みでない」と言いながらニコラに一目惚れしました。
フランシスもマリーにもセックス相手はいましたが、朗らかなニコラと親しくなるうち二人ともニコラへの愛情を募らせて行きました。
そんな三人が旅行に出かけ、ニコラと楽しげに戯れるフランシスに嫉妬したマリーは、フランシスと取っ組み合いa0212807_151449.jpgのケンカをしてしまいました。
それを見たニコラは、この時から二人と距離を置くようになりました。
ニコラに対する恋心を抑え切れなくなったフランシスとマリーは、それぞれ自分の愛をニコラに告白しますが、二人ともきっぱり拒絶されてしまいました。
ニコラに同時に失恋したフランシスとマリーは、再び以前と同じ姉弟のような親友同士に戻りました。
それから一年経ったある夜のパーティでフランシスとマリーは、偶然ニコラに再会しました。
a0212807_15133227.jpg一年ぶりの再会にニコラは、二人に親しげに声をかけますが、二人は、ニコラに未練はなく彼を無視してパーティに来ていた別のハンサムな青年に近付きフランシスとマリーの二人は、再び同じ青年に恋してしまいました。
by blues_rock | 2014-08-28 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)