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心の時空

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a day in my life

愛を読む人(後)  シネマの世界<第350話>

a0212807_127486.jpgハンナは、アウシュビッツ近くにあった強制収容所女看守の1人として戦犯に問われ裁かれようとしていました。
法学部の学生となったミヒャエルとって偶然にしては、非情な再会(ハンナは気付いていない)でした。
ここから主人公は、ハンナになりますが、それもあくまで‘ミヒャエルの語るハンナ’でハンナは一切‘自分のこと’を話しませんでした。
ミヒャエルは、ハンナの裁判傍聴を続けるうち彼女の戦犯としての罪状を軽くできる重大な事実‥ハンナが頑なに隠す秘密‘文盲であること’(読み書きできないこと)に気付きました。
a0212807_1281283.jpgハンナは、「読み書きできない自分」を死ぬほど恥じていました。
ミヒャエルは、ハンナが文盲であり、収容所で他の看守の書いた報告書を読めないままサインしたことを裁判官に訴えるべきか迷います。
しかし、彼は、ハンナの決意(黙って判決を受け入れる覚悟)を考えると言えませんでした。
ハンナは、戦争犯罪人として無期懲役の判決をうけ刑務所に収容されました。
a0212807_1284651.jpgミヒャエルは、ハンナを救えなかった罪悪感で苦悩、ハンナの服役している刑務所に本を朗読したテープを送り始めました。
ハンナは、ミヒャエルの朗読と本の文章を照らし合わせながら、独学で文字を学びミヒャエルに手紙を出すようになりました。
ハンナが、刑務所で服役し22年経ったある日、ハンナのただ一人の身寄りミヒャエルのもとへ刑務所から1週間a0212807_129318.jpg後ハンナが刑期を終え出所するとの連絡が届きました。
ミヒャエルは、初めてハンナに面会に行き、出所後の生活や仕事のことを伝えました。
しかしハンナは、出所する日首を吊って自死しました。
ミヒャエルは、大人になった一人娘に、それまで誰にも言わなかった‘ハンナとのこと’を話したいと伝え、一緒にハンナの墓参りに行きました。
by blues_rock | 2014-06-01 00:25 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)