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オンリー・ゴッド  シネマの世界<第346話>

a0212807_3194349.jpgアメリカの若き名優ライアン・ゴズリング(1980~)とデンマークの鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督(1970~ 下写真)二人のコラボレーションといえば、2011年映画「ドライブ」を憶い出します。
この二人のコラボレーション第2弾が、2014年1月に日本公開された新作「オンリー・ゴッド」(原題 Only God Forgives ただ神のみが許す)です。
(公式サイト こちら
「オンリー・ゴッド」は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の脚本および監督で、ライアン・ゴズリングは、主演ならびに製作総指揮を担っています。
タイを舞台に夜のバンコクのシーンが多くレフン監督は、映画に性風俗を思わせる赤い照明を多用、その赤いa0212807_333935.jpg映像が強く印象に残りました。
レフン監督は、色覚障害があるそうなのでコントラストの強い色彩による独特な映像が特徴ながらとくに「オンリー・ゴッド」では、それが顕著に出ているように思います。
マフィアの女首領役で出演したイギリスの女優クリスティン・スコット・トーマス(1960~ 2009年映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ 」に出演 こちら)の怪演も見ものでした。
アメリカで犯した犯罪によりタイに逃亡、バンコクでキック・ボクシングジムを経営するジュリアン(ライアン・ゴズリa0212807_3273157.jpgング)は、その裏では組織の麻薬密輸を支えるため暗躍していました。
ある日彼は、タイ犯罪組織のボスで元警察官チャン(ヴィタヤ・パンスリンガム)から惨殺された兄ビリーの復讐をするよう母でありマフィアのドン、クリスタルから命じられました。(参考:上下写真のような赤を基調とした鮮やかな色彩の照明が多用されます。)
a0212807_3281747.jpgカンヌ国際映画祭で上映された「オンリー・ゴッド」を見た観客は、その壮絶で生々しい暴力シーンとリアルな映像に拍手とブーイングふた手に別れたそうです。
レフン監督は、この映画「オンリー・ゴッド」をチリの映画監督アレハンドロ・ホドロフスキー(1929~)に捧げるとクレジット、私はレフン監督の「エル・トポ」(こちら)へのオマージュと推察しました。
by blues_rock | 2014-05-26 00:13 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)