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心の時空

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a day in my life

サッカーのバナナ事件

サッカーは、世界最多の競技人口と人気を誇るスポーツです。
スペインのサッカークラブ バルセロナに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウベス選手(30)が、スペイン・リーグの試合中CKのとき相手チームのサポーターから“バナナ”を投げ付けられました。
a0212807_15272921.jpgアウベス選手は、素知らぬ顔で足元のバナナを拾い、皮をむき一口食べると平然とCKのボールを蹴りました。
アウベス選手は、投げられたバナナが、猿のエサを意味し、人種差別の侮辱行為であることを知っており、そのときの彼の冷静な行動と人種差別する族(やから)を軽蔑する辛口のユーモアに対して世界中のサッカー選手たちやサッカー関係者から称賛の声が上がっています。
アウベス選手は、試合後「スペインに来て11年経つのに何も変わっていない。バカな連中は、笑ってやらないとa0212807_15294911.jpgいけない。」とクールに話しています。
アベウス選手のユーモアセンスと毅然とした態度を称賛するとともに人種差別撤廃のため世界各国のサッカークラブの選手たちや監督による自発的な‘バナナ・パフォーマンス’(アベウス選手に倣ってバナナを食べる写真のサイト掲載)が展開されています。
スペインの新聞もアウベス選手の行動を「人種差別に対する最高の返答である」と絶賛、バルセロナの対戦相手クラブも大変ショックだったようでスタジオに設置された防犯カメラで犯人を特定し生涯スタジオへの入場を拒否する(永久追放する)と宣言しました。 (下写真:全世界の子供たちに)
a0212807_15391884.jpgスペイン政府の反暴力委員会も逮捕状をとり刑事罰を科すと表明しました。
FIFA(国際サッカー連盟)も今回の事件に対して「暴力や差別などFIFAのルールに反するいかなる行為も一切認めない」と決意表明しました。
バナナを使った悪質なイヤガラセ(人種差別行為)は、1970年代のイングランドで卑劣なサポーター(フーリガン)によるバナナ投げ込みに端を発し以来40年数年、現在(いま)でも脳ミソの質の悪い猿にも劣るサポーターがいることに驚きました。
バナナの輪が、今後さらに世界に広がり人種差別全廃に少しでも貢献することを切に願います。
by blues_rock | 2014-05-05 05:05 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)