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心の時空

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a day in my life

日本国憲法制定記念日を前に(不戦の誓い:後編)

いわんや現在、日本国民の80%を占める70歳以下の‘戦争を知らない世代’、つまり1945年の終戦以降に生まれた戦後世代の私たち日本国民に外国から「戦争責任をとれ、謝れ!」と声高に喚(わめ)かれ謝罪を無理強いされても私たち‘戦争を知らない’戦後に生まれた今の日本人の心には、未来永劫届かないでしょう。
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国を隔てた‘戦争を知らない世代’の外国政府首脳が、‘戦争を知らない世代’のわが国民に‘とにかく謝罪しろ’と強要されても何をどう謝罪すれば良いのか皆目見当付くはずもなく国民感情からすれば返って逆効果というもの、人間の感情とはそんなもので生理的な嫌悪感から隣人同士の良い関係が生まれるはずもありません。
a0212807_1493024.jpgそれでも一国の元首が、金切り声あげて相手国を誹(そし)り、謝れと大声で喚き、国民間の対立を煽(あお)るには、何か他の理由(世論調査の人気取り)あるいは目的(利権に絡む権力の保身)があるからでしょう。
戦中、戦前と当時の日本国民も全体主義の軍事政権に苦行を強いられ、随分ヒドイ目に遭っています。
さらに市井の民衆(女子供の非戦闘員)をターゲットにした連合国アメリカ軍のB29爆撃機による絨毯爆撃(東京大空襲ほか住宅地爆撃)、広島と長崎(上写真)への原爆投下による大量虐殺、極寒のシベリア抑留と強制労働などは、a0212807_215573.jpg紛(まぎ)れもなく人道に反する戦争犯罪です。
日本軍のハワイ真珠湾への奇襲攻撃(右写真)も戦争犯罪、中国での南京事件も韓国の従軍慰安婦問題もイギリス人捕虜への虐待も人道に反する戦争犯罪ながら、その関係国の国民は、いまや‘戦争を知らない世代’ばかりなので、関係国の智慧があり良識ある人たちにより、多少時間はかかるとしても‘歴史的事実’を丁寧に積み重ねながら記録し、永久に記憶しておく作業こそ一番大切な取組みと思います。
a0212807_2165361.jpg怨念や憎悪、不寛容や敵対から生まれる不幸の連鎖は、さらなる不幸を生み、不幸の連鎖の先にあるのは、閉塞した未来(新たな生き地獄)だけでしょう。
私たち‘戦争を知らない世代’にできることは「決して忘れないこと/二度と繰り返さないこと」の二つ、この理念を未来創造のために愚直に営々とただ実践して行くだけです。
未解決の領土問題も目くじら立てず‘島は逃げない’と余裕を以って泰然自若とした態度で、歴史の事実を一つずつ検証しながら解決するまで長い時間をかけて話し合いを続けていけば良いと思います。
私たちは、私たちのできるところから始め、私たちができたことを続け、さらにてきることを永続的に一つずつ積み上げていけばやがて時代は、ゆっくり変わると思います。
by blues_rock | 2014-05-02 00:00 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)