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心の時空

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アデル、ブルーは熱い色  シネマの世界<第330話>

カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した映画「アデル、ブルーは熱い色」が、いま博多駅9Fの映画館T-ジョイにて公開中なので見て来ました。
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カンヌ国際映画祭審査委員長を務めたスティーヴン・スピルバーグは、カンヌ国際映画祭に出品された映画から最優秀作品に授与するパルムドールを「アデル、ブルーは熱い色」(La vie d'Adele Chapitres 1 et 2、アデルa0212807_2134433.jpgの人生 1章と2章)に授与すると発表、監督のアブデラティフ・ケシシュ(1960~ チュニジア出身 監督・脚本・製作)だけでなく、カンヌ国際映画祭史上初めて主演した女優のアデル・エグザルコプロス(1993~)とレア・セドゥ(1985~)二人にもパルムドールが、同時に贈られました。
ケシシュ監督が書いた脚本の原作は、フランスで大ヒットしたコミック「ブルーは熱い色」で女性同士の情熱的でシリアスな愛(レスビアン)の始まりと終わり、二人の激しいリアルな性愛シーンをケシシュ監督は、顔の表情とくに‘眼差し’をクローズアップしたショットの多用でフレームとその構図に納まるようカメラの長回しに細心の注意を払いながら美しい絵画のような映像に仕上げました。
「アデル、ブルーは熱い色」は、3時間にも及ぶ長い映画ながら、二人の女優、若いアデル・エグザルコプロスと女盛りのレア・セドゥをじっと見ているだけで3時間が、あっという間に過ぎました。
私は、二人の豊満なヌードは云うに及ばず、アデル・エグザルコプロスのいつも少し開いている口元(キュートな唇と少し見える白い歯)、美しいレア・セドゥの眼差し
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(愁いのある目)に釘付けとなり、じっと魅入ってしまいました。(公式サイトは こちら
ボーイフレンドとセックスしても空虚な心が埋まらない高校生のアデル(アデル・エグザルコプロス)は、ある日街でa0212807_21132479.jpg青い髪の女性エマ(レア・セドゥ)とすれ違った瞬間、目が合い彼女に心奪われてしまいました。
ある日アデルは、友だちと行ったバーで偶然エマと再会しました。
タイプも性格も異なる二人ですがそれ以来激しく愛し求め合うようになり、二人の家族や友人たちとの関係も交えながら二人の性愛シーンは、映画の重要な見どころです。
ケシシュ監督は、「レア・セドゥは、彼女自身教養高く知的な女性で演じたエマと近いイメージ、一方アデル・エグa0212807_2119689.jpgザルコプロスは、まだ若く好奇心強いチャレンジ精神旺盛な女性なので、二人にはそれぞれ違う接し方で演技指導しました。」と語っています。
二人は、同棲しますが、お互いの気持ちにズレも生まれ、やがて激しく口論するようになりました。
ケシシュ監督の演出は、二人の女優にアドリブを許さず同時に自然な演技を要求、何十回も同じシーンを撮りa0212807_21224679.jpg直し主演女優の二人だけではなく撮影現場のスタッフたちにもテンションを高めさせ、重っ苦しい空気が漂う中で撮影を行ないました。
そうした皆の努力でイメージしたとおりの映画が撮れたとケシシュ監督は、語っています。
映画の中にハングドラム(こちら)の路上演奏シーンがあり注目、サウンドトラックにもハングドラムの音楽が、効果的に使われ、ケシシュ監督の音楽センスにも感心しました。
by blues_rock | 2014-04-29 00:05 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)