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心の時空

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スティーラーズ  シネマの世界<第322話>

荒唐無稽な筋立てに加え、先の読めないアナーキー(あるいはパンク)なストーリーで、唖然としながら映画を見ているとサイコチックな犯罪が同時多発、見る者は意表を突かれ、いつの間にか喰い入るように見ています。
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監督は、南アフリカ出身の映画監督ウェイン・クラマー(1965~)で2014年日本公開作品です。
とにかく摩訶不思議な映画です。
a0212807_121285.jpg日本公開時のタイトルが「スティーラーズ(stealers 泥棒たち)」とちょっと見、原題のままのようながらオリジナル・タイトルの「Pawn Shop Chronicles」は、「質屋の記録」といった意味です。
映画は、オムニバス風なストーリーの展開ながらデタラメに起動した三つのムチャクチャな犯罪が、やがて商売っ気のない質屋に収斂して来ます。
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映画にサプライズな犯罪シーン(事件のカット)をいくつも織り込み、見ている者を強引に引きずり込み、ロックのタテのりビートにも似たドライブ感でムチャクチャな話をムチャクチャなまま収めてしまいます。
a0212807_143738.jpg鬼才クエンティン・タランティーノ監督は、この映画「スティーラーズ」を絶賛しています。
パンクでアナーキー‘何でもあり’と言った映画構成(プロット&スタイル)は、正にタランティーノ監督好みでしょう。
この映画の製作を担ったポール・ウォーカー(1973~2013没、享年40才交通事故死、「ワイルド・スピード」主演)a0212807_161226.jpg最期の主演映画で、ポール・ウォーカーのどこか笑える間抜けな犯罪者の役は必見、彼の俳優としての新境地で惜しい俳優が亡くなりました。
マット・ディロン(1964~ 偏執的なブチキレも必見)、ブレンダン・フレイザー(1968~ ドサ回りのさえないエルビス・プレスリーそっくりさん役がおかしい)、他にもイライジャ・ウッド(1981~)
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やケヴィン・ランキン(1976~)のサイコな異常者ぶりも必見です。(公式サイトはこちら
by blues_rock | 2014-04-10 00:55 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)