ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

ドミノ  シネマの世界<第321話>

イギリスに実在した元トップ・モデルでバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)として名を馳せた女性ドミノ・ハーヴェイ(1969~2005 36才没)の短い人生を描いた2005年作品「ドミノ」もおもしろい映画です。
a0212807_2232168.jpgバウンティ・ハンターとは、逃亡犯や仮釈放中に逃げた犯罪者を追跡し拘束するいわゆる‘賞金稼ぎ’のことです。
ドミノ・ハーヴェイの父親は、イギリスの俳優ローレンス・ハーヴェイ(1928~1973)で劇中、彼の出演した映画「影なき狙撃者」(1962)が出てきます。
父親から溺愛されたドミノの幸せな日々もつかの間、父ローレンスが急死しました。
ドミノは、子供のときからモデルとして働き美しく成長、15才にして早くもトップ・モデルとなり活躍しました。
このころから反抗的な態度が、目立つようになりモデルの仕事でも周囲とトラブルを起こすようになりました。
空虚な毎日に辟易しながら暮らしていたドミノは、高校を卒業し大学に進学しますが、彼女の行動は、ますますa0212807_227630.jpgエスカレート、暴力事件を起こし大学から追放されました。
アメリカに渡り、偶然目にした新聞広告の「バウンティ・ハンター募集」を見てドミノは、自分の心が、初めて湧き立つのを感じました。
バウンティ・ハンターとなったドミノは、凶暴な逃亡犯と銃撃戦をするような死と隣り合わせたスリルに魅せられて行きました。
監督は、名匠トニー・スコット(1944~2012)でこの「ドミノ」でもトニー・スコット監督の特徴とも云うべき細かいカットの切り返しやインパクトのある映像が印象的です。
この映像が壊れたような処理は、2004年の「マイ・ボディガード」、トニー・スコット監督最期の作品となった2010
a0212807_2282262.jpg
年公開の「アンストッパブル」で効果的に使われています。
自由奔放に‘賞金稼ぎ’として生きた女性の短い人生を描いた映画「ドミノ」は、2005年に完成しましたが、映画a0212807_2211517.jpg公開を前にしてドミノ・ハーヴェイは、薬物の過剰摂取事故のため自宅浴室で亡くなりました。
無頼のバウンティ・ハンターのドミノにキーラ・ナイトレイ(1985~ 2011年「危険なメソッド」主演)、バウンティ・ハンターのリーダーをミッキー・ローク(1952~)、危ない雰囲気をもつバウンティ・ハンター仲間にエドガー・ラミレス(1977~)、他にもa0212807_22113576.jpg名優クリストファー・ウォーケン(1943)、ルーシー・リュー(1968~)、ジャクリーン・ビセット(1944~)が出演しています。
ロックミュージシャンのトム・ウェイツ(1949~)が出演していたのにはビックリ、サウンドトラックにトム・ウェイツの歌が、数曲あったことも私にはうれしいことでした。
製作で兄の映画監督リドリー・スコット(1937~)が、弟のトニー・スコット監督の映画製作に協力しています。
by blues_rock | 2014-04-09 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)