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心の時空

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a day in my life

プーチン大統領の墓碑銘(後編)

アメリカとEU加盟国は、あえてロシア国民の生活におよぶような経済制裁を避け、プーチン大統領の個人資産を除く(プーチン対する警告)プーチン政権首脳2人(イワノフ大統領府長官とロシア下院議長)ならびにプーチンa0212807_12175922.jpg側近5人の海外にある個人口座・資産を凍結、同時に彼ら7名を渡航禁止(アメリカ同盟国とEU加盟国への入国禁止)にしました。
大たい国のトップ(首脳)や政権中枢にいる閣僚ならびに政治家、関連企業のオーナーが、国内ではなく海外に巨額の金融口座や莫大な資産があること自体、不正な資金(ワイロ・ネコババ公金・脱税した裏金など)を海外送金し(国外に持ち出し)不正蓄財している証拠でしょう。
a0212807_16321638.jpgプーチン側近中の側近5人とは、石油・天然ガスに独占利権をもつチムチェンコ、建設・銀行・化学に利権をもつロッテンベルク兄弟、銀行・保険・マスコミを牛耳るコワリチュク、ロシア鉄道(運輸)を支配するヤクーニンです。
彼らは、プーチンがまだ無名の頃(1991年ソ連崩壊)からの盟友にして20数年来側近中の側近で、プーチン政権に癒着し不正蓄財を成して来ました。
アメリカは、EU諸国と日本など同盟国と連携をとり次の共同制裁として海外にあるロシア政府系機関の資金とa0212807_1635311.jpg資産凍結、プーチン大統領の側近が経営する基幹企業ロスネスチとガスプロム(これらもプーチン財布の一つ)の金融資金と資産を凍結すると警告しています。
このニュースは、ロシア国民もやがて知ることになり、ロシアへの制裁により国民経済が低迷すればロシア国内のプーチン神話も崩れ、プーチン大統領の支持率も次第に低下し、4年後2018年のロシア大統領a0212807_16431225.jpg選挙でプーチン大統領の再選は、危ぶまれるでしょう。
いま強気のプーチン大統領ですが、やがて今回のクリミア半島併合は、自分と仲間にとって高いコストであったと気が付くでしょう。
人類の歴史は、権力と武力(暴力装置=軍)それが齎(もたら)す莫大な富の争奪、権益・利権の支配をめぐる戦争の歴史です。(上写真:インド独立の父 マハトマ・ガンジー)
a0212807_17203178.jpg古今東西、国を問わず権力闘争に勝利した者は、暴力装置(軍・警察)を私物化し国家資金や資産を必ず一人占めにしました。
希有な政治才能と統治能力をもつプーチン大統領には、今からでも遅くないので、インドのガンジーやベトナムのホー・チ・ミンのような心から祖国を愛し一切の私利私欲を捨て、一身を擲(なげう)って歴史に名を残す国家指導者になって欲しいと思います。
プーチン大統領の墓碑銘に「世界とロシアの安寧(あんねい)を願った国家指導者ウラジーミル・プーチン」と刻んで欲しいと思います。
権勢も富も現世での短い夢物語、死後の世界(あの世)では、絶大な権力も巨万の富も無価値・無縁のもの‥ならば歴史に悪名を残す雑魚(ざこ)になるより、後世(歴史)に名を残す英雄になって欲しいと願います。
(右写真:ベトナム統一を指導したホー・チ・ミン)
by blues_rock | 2014-03-25 02:53 | 経済/政治/世界 | Comments(0)