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心の時空

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a day in my life

手紙~親愛なる子供たちへ

a0212807_22221718.jpg私は、5年前に生まれて初めて人(高齢者介護施設のお客様)の前で詩の朗読をしました。
その詩が「手紙~親愛なる子供たちへ」というポルドガルの詩で詩人の名前は分かりません。
詩を朗読していると慈愛に満ちた言葉が、私の心を溶かしていきました。

   
         手紙~親愛なる子供たちへ
  年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
  どうかそのまま私のことを理解して欲しい
  私が服の上に食べ物をこぼしても 靴紐を結び忘れても
  あなたに色んな事を教えたように 見守って欲しい
  あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
  その結末をどうかさえぎらずに 聞いて欲しい
a0212807_22372727.jpg  あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の暖かな結末は
  いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
  悲しい事ではないんだ 消え去っていくように見える
  私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい
  楽しいひとときに 私が思わず下着を濡らしてしまったり
  お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
  あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由を
  つけていやがるあなたとお風呂に入った懐かしい日のことを
  悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
  祝福の祈りを捧げて欲しい
  いずれ足も弱り 飲み込むことさえ出来なるかも知れない
  足も衰えて立ち上がることすら出来なくなったなら
  あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
  よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい
  私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
  あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど
  私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい
  きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです
  あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
  私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
  あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
  あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
  私の子供たちへ
  愛する子供たちへ
by blues_rock | 2014-03-07 22:22 | 詩/短歌/俳句/小説 | Comments(0)