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心の時空

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2025年問題(最後回)‥気候変動と食糧不足

今日の日経新聞朝刊に‘ブラジル’の干ばつと深刻な水不足についての記事がありました。
a0212807_12364499.jpg長い間、農業関係の仕事をしていましたので、新聞紙面を賑わす‘ソチ・オリンピック’記事に目は行かずとも、7面左上の隅っこに掲載された2014年ワールドカップどころではない「ブラジルの干ばつと水不足」の文字に目が止まりました。
記事は‥南米の干ばつは、ペルー沖の太平洋赤道付近の海面温度低下による‘ラニーニャ現象’が原因と推察され、ブラジルでは干ばつによる水不足がとくに深刻で、農業用水確保のため農村で水争奪をめぐる殺し合いが起きている(地元新聞ニュース)と書いていました。
この異常気象を気象専門家は、南米だけではなくアジアにおよぶ可能性があると予想しており、今年‘エルニーニョ現象’が、南太平洋で発生した場合、アジアの農業生産に大きな打撃を与えるであろうと指摘しています。
世界の人口増加を賄うため世界各国の農畜産物の増産が、避けて通れない重要課題となる中で、これまでブラジルは、気候も良く農業に不向きな寒冷地や山岳、砂漠がないので、農地として利用可能な国土面積は、日本の10倍あると推測されています。 (下図:世界の穀物需給推移表)
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さらにブラジルは、熱帯雨林と大河アマゾンを抱え「地球上の水(淡水)の20%を保有」していますので、その“ブラジルが干ばつと水不足”となれば、大袈裟ではなく人類生存の問題となり、世界各国は、目先の民族・宗教・a0212807_12375025.gif利権をめぐり、まったり地域紛争や戦争をしている場合じゃないですぜ!と私は、世界の首脳・リーダーたちに警告したいと思います。
20世紀は、「石油(油田)利権」をめぐる世界大戦でした。
21世紀は、「水と食糧(水源と農地)争奪」の世界大戦となるでしょう。
世界の人口増加と新興国への工場移転(工業化)で、地球規模での深刻な水不足が予想されます。
10年後、地球環境と世界の枠組みがどう変化しているのか‥私は、これこそ極めて重大な「2025年問題」と思います。
ご参考までに関連する記事(コラム)を貼付しますのでご覧ください。
・「“水”のない国‥日本(こちら)」
・「地球温暖化は領土を奪う(こちら)」
・「台風は人類に警告する(こちら)」
by blues_rock | 2014-02-08 12:00 | 経済/政治/世界 | Comments(0)