ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

プリズナー  シネマの世界<第291話>

a0212807_0233038.jpgアメリカ映画「プリズナー」(原題 TAKE)は、ジェレミー・レナー(1971~)が、2008年「ハート・ロッカー」(アカデミー賞を作品賞・監督賞・オリジナル脚本賞・編集賞・音響効果賞・録音賞の6部門で受賞、ジェレミー・レナーは主演男優賞ノミネート こちら)に主演する前年の2007年映画です。
死刑囚ソールを演じたジェレミー・レナーが、とにかく素晴らしく、共演したミニー・ドライヴァー( 1970~)の好演と相俟ってシリアスながらもずっしり心に残る映画でした。
「ハート・ロッカー」でアカデミー賞監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督もこの「プリズナー」で死刑囚ソールを演じたジェレミー・レナーの虚無的な表情を見て‘命知らずで一匹狼’の爆弾処理班長ウィリアム・ジェームズ軍曹に配役したように思います。
「プリズナー」の監督・脚本はチャールズ・オリヴァー(プロファィル詳細不明)で、映画のプロットは、死刑囚の男ソール(ジェレミー・レナー)と被害者遺族である女性アナ(ミニー・ドライヴァー)二人の現在と過去を交錯させながら
a0212807_0382092.jpg
事件が、起きるまでの経緯を描いています。
日本では、劇場公開されずビデオスルー、WOWWAW映画劇場で放送されました。
映画のストーリーは、逃げ出せない貧しい環境の中でギャンブルの借金2千ドル(20万円)の返済に困ったソールが、何気に立ち寄ったスーパーマーケットで現金強盗を思いつき、そこに偶然居合わせた母子、母親のアナと息子の障害児(ADHD多動性障害)ジェシーを事件に巻き込みました。
a0212807_0385426.jpg
自閉症障害児ジェシーを演じたチャールズ・オリヴァー少年のリアルな演技も見事でした。
現金強奪に抵抗されたソールは、もみ合ううち店員を拳銃で撃ってしまいました。
とっさにソールは、ジェシーを誘拐し車のトランクに押し込み人質にして逃走しました。
警察に追われ猛スピードで逃げているとき、事故に遭い高速道路から墜落、車は大破しました。
トランクで必死に助けを求めるジェシーをソールは、見棄て逃走、警察が事故現場に到着したときジェシーは、
a0212807_0431298.jpg
すでに死亡していました。
ソールは、逮捕され裁判で死刑を宣告されました。
悔悟の念で苦しむソールは、刑務所の神父が、彼に解く‘神の許し’を頑なに拒否し、刑の執行を待ちました。
ソールの死刑執行当日、刑の執行に立ち会うため刑務所に来たアナでしたが、自分の犯した罪に苦しむソールに面会を求め「あなたを許す」と言って、ソールの死刑執行に立ち会わず刑務所を立ち去りました。
薬物注射による死刑の執行を受けたソールは、すべてから解放されるように静かに目を閉じました。
by blues_rock | 2014-02-08 00:22 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)