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心の時空

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a day in my life

生活保護考(後編)

前編から続く)刑事犯罪の横行を許していたら法治国家の名が泣き、国民として‘納税の義務’を果たす気が喪失(モラルハザード)します。
もうひとつ、‘最低賃金’・‘国民年金’と生活保護費との逆転現象も極めて重大な問題です。
いずれにしても早急に、不正受給問題や最低賃金・年金との逆転問題が、解消されないと勤労者の労働へのモチベーションと社会的なモラルは、著しく低下します。
ニートと呼ばれる労働意欲のない(働けるのに働かない)若者の中には、「働いたら負け」とか「働くと損をする」a0212807_122928.jpgと平然と言うバカ者もいるとか、もうこうなると‘何をか言わんや’で、私たちの血税で彼らを救済するなどマッピラごめん、私の血の一滴すらやる気になれません。
これも唖然とする事例ながら2013年3月6日朝日新聞朝刊(大阪版31面)「生活保護、子供には言えない」の記事に母子家庭(子供2人)3人家族の生活保護費が、掲載されていました。
生活保護費受給(月の収入)は、生活扶助・住宅扶助・教育扶助合計で29万1千円、これに対する支出の内訳は、家賃5万6千円・娯楽・習い事4万円・食費4万3千円・日用品代3万7千円(ストーブ購入代)・光熱費1万3千円・灯油代4千円・携帯電話2万6千円・医療費3千円・固定電話2千円・被服費2万円・おやつ代7千円・給食・教材1万3千円・交際費1万2千円・残り1万5千円とか‥平均的なサラリーマン家庭並みの生活水準です。
a0212807_144988.jpg娯楽・習い事に4万円、日用品代3万7千円(ストーブ購入代?毎月買うの?)、携帯電話2万6千円(固定電話があり不要)、被服費2万円(嘘、毎月服を買うの?)、交際費1万2千円(飲み会?カラオケ?)、残り1万5千円‥うーん、これが生活保護費からねえ、私は複雑な心境(?は私の疑問)になりました。
これ以外に生活保護受給者は、医療費・介護費が原則無料で、住民税・NHK受信料も免除されます。
とくに医療費には、自己負担がないので医療費の無駄遣いによる医療費増高というモラル低下も指摘されています。
12月6日に成立した生活保護法改正では、「不正受給に対する罰則強化」・「就労自立給付金による就労意欲促進」が、大きなポイントになります。
a0212807_152624.jpg生活保護が、‘全額現金’で支給されることも無駄遣い(ギャンブルや遊興費など)の元凶で、現金支給の制度そのものが罪作りと思われ、現金支給を減らせば、不正受給者も減ると思います。
アメリカのように電子マネー(個人カード)で支出を記録し使用が適正であるか確認できるようにするのも一つの考え方だと思います。
現物支給とまではいかなくても、そろそろ食品券(フードチケット)や日用品券と現金を組み合せた複合的な生活保護費の支給が、あっても良いのではないかと思います。
今回の改定から生活保護を受ける人たちに生活保護費は、国民の税金(納税者のサイフ)から支出された生活支援補助金(自立支援金)との認識を窓口で指導する必要もあります。
わが国の国家財政が、破綻する前に、現在もなお天文学的に膨らむ巨額の累積赤字をわずかでも減少させるため‘生活保護費の見直しも例外ではない’と私たちは認識しなければなりません。
by blues_rock | 2013-12-28 01:05 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)