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心の時空

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a day in my life

アーリントンのような国立墓苑を創りましょう(前編)

a0212807_22184993.jpg現在わが国には、アメリカ合衆国の「アーリントン国立墓地」のような国のために尽くした人たち‥天災・人災・紛争(テロ)・戦争などで国民の生命と幸福のため‘犠牲’になったすべての故人を弔い偲ぶ“非宗教の国立墓苑”がありません。
国立の墓苑(墓地)は、国家のためだけではなく国民の幸福と平和の保持、危機管理、安全保障のために犠牲となった有名無名の民衆(すべての故人)を弔い偲び、心から追悼する墓苑でなくてはなりません。
アメリカのアーリントン墓地は、南北戦争の最中(さなか)の1864年に創設されました。
アーリントンに埋葬される故人は、アメリカ建国のために亡くなった1775年のアメリカ独立戦争にまで遡って埋葬の対象にしています。
a0212807_22205934.jpgアーリントン墓地への埋葬基準と規定は、決められていますが、埋葬するかどうかの意思決定は、生前の故人と遺族の意思が尊重され、施設(アーリントン国立墓地)側にはありません。
連邦政府は、埋葬の方法や儀式についてあらゆる宗教・宗派の宗旨による埋葬を許可しており、特定の宗教形式を押し付けず、信仰の自由を保障することで「アーリントン国立墓地」の宗教性を排除しています。
日本のように戦没者慰霊が、宗教色の強いものになると、どうしても胡散(うさん)臭くなり、鬱陶(うっとお)しいものになります。
神社・寺院・教会、いずれにしても宗派の参拝形式がどうのこうの、お布施(玉串料・仏前・喜捨など)にランクがa0212807_2223373.jpg付けられ‥など、宗教法人から陰湿に五月蠅(うるさ)く求められ、故人を弔い偲ぶはずのお参りにも心のこもらない帳面消しの嘘っぽいものになります。
いま敢えてわが国の国立墓苑らしきものをあげるなら環境省所管の‘千鳥ケ淵戦没者墓苑’(右写真)ですが、無名戦没者(無縁仏)の墓地として意味合いが強く、戦後国内外で発見された戦没者の遺骨で身元不明の35万8千体が、納められ弔われています。
‘靖国神社’は、戦没者慰霊にA級戦犯が合祀(ごうし)されているので、首相ほか政府閣僚が参拝すると海外諸国とくに中国・韓国は、外交問題のように大騒ぎしますが、中国・韓国など外国から日本の首相や閣僚による靖国神社参拝をトヤカク言われる筋合いはなく、単(ひとえ)に“私たち日本人の問題”です。
日本で生まれこの国に住まう私たち日本国民にとって私たちの国家規範・国是及び国家の価値は、今更改めてa0212807_010112.jpg言うまでもなく「自由と民主主義」です。
いかなる国家であれ「自由と民主主義」のない国は、地獄です。
では「自由と民主主義」さえあれば、国民にとって天国かと言うと世界の現実を見るとそう簡単に住み心地の良い天国が、手に入るものでもありません。
後編に続く)
by blues_rock | 2013-08-20 22:16 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)