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心の時空

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a day in my life

政治は民度に比例する

a0212807_22473386.jpgまたおバカな自民党の老国会議員が、憲法改正に関連して「ナチスの手口に学んだらどうか」など軽率かつ愚劣な発言をして、世界各国から非難されています。
国内外のブーイング(非難と抗議)の嵐に、この御仁いとも容易(たやす)く「発言を撤回」し、自分の口から出た言葉の重さとその責任には、一向に思い至らないようなので多くの人たちの顰蹙(ひんしゅく)をかっています。
問題なのは、彼が日本国政府のナンバー2(副総理)であることです。          (花火写真 : 九州ロマンチック街道より こちら
彼の品性の問題もありますが、何より現職の内閣副総理大臣兼財務大臣という国家を代表する要職にあるという自覚と責任感の著しい欠如こそ一番の問題です。
同じ穴のムジナの集まりで、つい調子に乗りペラペラと自分の知識を披露したのでしょうが、憲法改正に関連して「ナチスの手口に学んだらどうか」などと日本政府の首脳として絶対に発言してはならない内容です。
彼の発言内容も歴史の事実とは違い「ナチスの手口に学ぼう」にも何を学べというのかチンプンカンプンです。
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1918年第1次世界大戦で帝政ドイツは大敗し崩壊しました。
1919年に制定されたドイツ共和国の「ワイマール憲法」は、当時世界で最も民主的な憲法と称賛され、第1条に‘国民主権’を規定していました。
ドイツ共和国の国是となった‘民主主義’は、国際共産主義ソ連共産党の影響を受けたプロレタリアート独裁を宣言するドイツ共産党の拡大も容認することとなり、ドイツ国内は、政治対立で内戦状態になりました。
1933年政治的謀略と武力内戦に勝利したヒトラー率いるナチスは「全権委任法」(国家独裁法の制定)により
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軍事独裁を進め、全ヨーロッパを侵略、600万人のユダヤ人を虐殺しました。
日本国の憲法改正に関連して彼の言う「ナチスの手口に学んだらどうか」の手口の意味が、まったく分からないのは、ナチス・ドイツは、「ワイマール憲法」に替わるナチスによるドイツ憲法など制定しておらず「ナチスの手口に学んだらどうか」を勘ぐるなら、ナチスのように民主主義を否定しナチスによる一党独裁を目指した手口をお手本にしようではないかと訴えたかったに違いないということです。
副総理である自民党老国会議員の間違いを正すなら「ワイマール憲法」は、1945年ナチス・ドイツが崩壊し、
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1949年に「ドイツ共和国基本法(ボン基本法)」が制定されるまでドイツ共和国憲法として生き続けました。
先の参議院議員選挙で一人勝ちした自民党の傲慢が、早くもボロを出し始めました。(参考こちら
今度の選挙で当選した先祖返りゾンビ勢力もいずれポロポロ、ボロを出して来るでしょう。
政治は、民度に比例するもの、私たちの抱える社会悪や制度の矛盾は、民主主義が内包するリスクながら、私たち有権者の持てる意思決定システムで民主主義以上の政治システムはありません。
by blues_rock | 2013-08-03 23:55 | 経済/政治/世界 | Comments(0)