ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

狼少女  シネマの世界<第186話>

東京から福岡に転居する2009年までの6年間、新宿・日比谷・銀座の映画館には、足繁く通いました。
2004年、新宿に快適で居心地の良い映画館が、オープンしました。
東映系ヤクザ映画を上映していた旧い映画館が、新装され、上映する映画もガラリと変わり、芸術性の高い作品を中心としたミニシアター(84席)となり、映画館の名前も「K's cinema」と変わりました。
a0212807_1811745.jpg上映される映画も私の見たい作品や好きな映画が、増えよく見に行きました。
2005年公開映画「狼少女」も、K's cinemaで見たように記憶していますが、定かではありません。(新宿テアトルだったかも‥?)
深川栄洋(1976~)監督の長編映画デビューの作品で、昭和40年代の子供たちにスポットを当てた‘昭和’という時代の郷愁を描いています。
映画の主人公は、関東地方の田舎町にある小学校に通う小学4年生の子供たちです。
この子供たちを脇で支えるのが、大塚寧々(1968~)、田口トモロヲ(1957~)、なぎら健壱(1952~)など演技力に定評あるシブい俳優たちです。
映画に出演した平成の子供たちが、深川監督の演出に応え昭和40年代の子供たちに成りきり、昭和という時代の雰囲気をよく捉えていました。
子供たちの好演と併せ‘昭和’の雰囲気をよく表わした道具が、田舎町郊外の神社境内に設けられた「見せ物a0212807_1812359.jpg小屋」でした。
小学校4年生のアキラは、好奇心旺盛で空想豊かな少年‥怖いもの見たさもあり「見せ物小屋」のチラシに載っている「狼に育てられ全身毛むくじゃらの‘狼少女’」を見たくて仕方ありませんでした。
アキラのクラスにルミ子いう転校生の美少女がいて、優等生で物怖じしないルミ子は、なぜかアキラを気に入り、すぐに仲良くなりました。
ある日、二人は、貧しい家庭の子供でクラスの誰とも口をきかない陰気なヒデ子が、クラスの悪童コウイチとその仲間二人から‘狼少女’といじめられているところに偶然通りがかりました。
ルミ子は、アキラに二人してヒデ子を守ることを無理やり約束させました。
この映画のテーマは、‘昭和’という時代への郷愁です。
子供だったアキラ・ルミ子・ヒデ子・コウイチたちは、今や皆アラカン世代です。
by blues_rock | 2013-07-12 21:00 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)