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心の時空

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ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う  シネマの世界<第180話>

a0212807_15163122.jpg映画監督にして劇画家・脚本家の石井隆監督(1946~)が、2010年に撮った映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」は、1993年作品「ヌードの夜」の続編として製作され前作で主演した竹中直人(1956~)を主演に残し、相手役の主演女優にグラビアモデル出身の佐藤寛子(1985~)を起用、お互い‘気合いの入った演技’を見せていました。
映画の冒頭から女三人による保険金目当ての殺人とその死体を風呂場で女三人血まみれになってバラバラに解体するシーン、さらに富士山麓山中に「福は内、鬼は外」と叫びながら死体を遺棄するシーンは、同じ2010年に公開された園子温監督の映画「冷たい熱帯魚」の同じようなシーンを彷彿とさせ、いきなりの過激なシーンに「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」に見入りました。
保険金目当てに殺人を重ねるワルの女三人、母親役を大竹しのぶ(1957~)、長女を井上晴美(1974~)、次女を佐藤寛子が、演じています。
石井監督の強烈な演出に応える女優三人の悪女は、迫力満点でした。
a0212807_19211818.jpgとくに映画上映時間2時間7分の中に佐藤寛子のヌードシーンが、数多く登場し、陰毛も隠さず自然に見せる体当たりの熱演は、光りました。
佐藤寛子が、女優として石井監督の演出に応え撮影カメラに向かい、全裸の伸びやかで美しい肢体を様々な角度から収められるように演じられたのは、グラビアモデルとしてカメラ撮影に慣れていたからかもしれません。
大竹しのぶの貫録の悪女ぶりは、さすが名女優です。
映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」のキャッチコピーに「女は汚れた自分の人生をどんな手を使っても削除したかった。男は、たとえ女に殺されても女を救いたかった。」と書かれていましたが‥その顛末は、映画をご覧になって確かめてください。
by blues_rock | 2013-06-26 00:50 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)