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心の時空

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奇跡  シネマの世界<第171話>

是枝裕和監督(1962~)の最新作「そして父になる」が、今年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しました。
a0212807_22351616.jpg是枝監督の作品では、2004年の「誰も知らない」が、カンヌ国際映画祭男優賞(柳楽優弥少年)を受賞しており、カンヌでの‘コレエダ’評は、高いと推察しています。
「そして父になる」では、主人公をロックミュージシャンの福山雅治(1969~44才)が、演じているので2013年10月の映画封切り時には、大勢の福山雅治ファンで映画館が賑わうことでしょう。
さて、今夜ご紹介する2011年映画「奇跡」は、是枝監督が「そして父になる」の前に撮った作品で、子供一人ひとりの内包する能力や個性を存分に発揮させた佳作映画です。(予告編はこちら
a0212807_22361011.jpg「奇跡」は、2011年3月九州新幹線鹿児島ルートの開通記念の「企画もの」として是枝監督(左写真)が、監督・脚本・編集を担い製作された映画です。
しかし、映画に新幹線が登場するのは、本編最後のクライマックス・シーンで(新幹線の出し方が上手い)、映画の主人公は、屈託のない子供たちです。
是枝監督は、出演する子供たちに脚本を渡さず、映画を撮影しながら進行していくという手法で演出します。
九州新幹線鹿児島ルート開通の初日、始発新幹線「つばめ」 と 「さくら」が、すれ違う瞬間に、願いを込めて
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祈れば奇跡が起きるというウワサを耳にした小学校6年生の航一(前田航基)は、小学校4年生の弟龍之介(前田旺志郎)に、兄弟二人チカラを合せその「奇跡」を起こし、福岡と鹿児島にいる離婚した両親を仲直りさせ、もう一度家族一緒に暮らせるようにしようと提案しました。
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兄航一は、鹿児島で母(大塚寧々)と祖父母(橋爪功&樹木希林)と暮らし、弟の龍之介は、ミュージシャンの父(オダギリジョー)と福岡で暮らしていました。
家族が、一緒に暮らすことは、他の人にとって普通のことでも、この兄弟二人には、両親と一緒に家族4人で暮らすことは「奇跡」のような夢でした。
a0212807_22412067.jpgその奇跡を起こし夢を実現するために、子供たち(兄弟とその友だち)が、立てた計画と実行は、やがて大人たちを巻き込んでひと騒動になっていくのでした。
by blues_rock | 2013-05-30 00:26 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)