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心の時空

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a day in my life

ジイさまたちが子孫に残す借金(前編)

a0212807_14421991.jpg資本金1億円、新興株式市場ジャスダック上場の中小企業で、日本紙幣の発行会社、日本銀行株式会社(以下日銀)の新社長が、喜色満面で大口を叩き、「異次元の金融政策を行なう。インフレ2%のためなら何でもやる。毎月7兆円の国債を買う。総額270兆円のお金を(一万円札をじゃんじゃん印刷して)市場にバラまく。」と言ったものだから超巨額の借金で首の回らない政府は、財務省が、国債を発行すれば、日銀が、無条件で買ってくれる、‘やったぁー!’と大喜びしました。
a0212807_14425584.jpg世界の為替マーケットは、ドルもユーローも危なくってイヤだけど、日本の借金(国家の債務超過総額)は、ギリシャ・スペイン・イタリアの比ではなく、‘ぶっ飛び世界最悪’なので、ドルのほうがまだましだな、円を売っちゃえ、とばかり円売りが加速、円急落し円安となりました。
気の早い株式市場も円安なら輸出増で増収増益になると単純に反応、株価急上昇中です。
だが、ちょっと待てよ、大企業(製造企業)のほとんどは、工場を海外移転しているので、円安による輸出拡大のメリットよりも、輸入に依存する日本経済にとって原材料・原油・食料品など円安による輸入価格高騰のマイナスのほうが、日本国民へのダメージは、大きいんじゃないの?‥とお気付きの方は、危機管理能力に長けた方です。
またもや始まる金融バブルと国家崩壊への危機感のなさは、借金地獄に陥り、借金に慣れっこになった多重債務者の末期的な無感覚と同じです。
政府が、景気対策とウソを付いて、すでに散々浪費した1,000兆円をゆうに超える借金(赤字の累積債務)は、日本国民の総資産が、担保なのに、さらに50兆円100兆円、200兆円と借金を重ねるのは、瀕死のアルコール中毒患者にアルコール度の強い酒を飲ませ、薬物中毒でクスリの効かなくなった中毒患者に大量a0212807_14511899.jpgのヘロイン・コカインを与え健康回復を祈願するようなものです。
毎月7兆円の国債(=日本政府の借用証書)を買うと無責任に無邪気なことをいう日銀社長のザレ言は、つまり1年で90兆円の国債購入となり、これは実に日本の国家予算と同じ金額です。
資本金1億円の中小企業社長が、よくもまあ‥そんな狂人のようなそら恐ろしいことを衆目の前で堂々と言えるものだとこの方の神経を疑いました。
ちなみに、右図で説明すれば、右端13・6の棒グラフに表されている‘青い部分’に、新たに90兆円追加され、右端13・6の棒グラフの長さは、右図天井を突き抜け、2倍の長さになり【紙幣の発行残高(本来は越えてはならない額)折線グラフ】のはるか上空に、日本の赤字国債残高(=日本国民の借金)は、積み上がります。
日銀が、国債購入90兆円に支払うお金は、財務省造幣局に委託して印刷した新札(マネー)です。
a0212807_15362319.jpg日本政府も同じ財務省造幣局で短長期国債(=日本政府の借用証書、償還期限40年国債もある)の90兆円分を印刷し販売すれば、90兆円の現金(ゲンナマ)が、濡れ手にアワで政府の懐(ふところ)に入り、政治家たちの選挙対策用バラマキ軍資金になるのです。
償還期限40年の超長期国債は、今日日本に生まれた新生児が、40才になった時、必ず返済しなければならない借金ですぞ!今年二十歳(はたち)の新成人ならば、還暦60才を迎えた時返済する借金‥ジイさまたちだけ放蕩三昧の借金暮らしで、そのツケを平気で子孫にまわすなど天下の大罪と言わずして、他にどう言えば良いのでしょうか?
a0212807_15404923.jpgジイさまが、得意げに言う異次元の金融世界は、どうやらまともな人間の住む世界ではなく、人喰いエイリアンの棲む魔界のようです。
右写真の幼い女の子は、昨年9月26日ロンドンで生まれた華瑞希(はなみずき)ちゃん、お母さんが日本人(友だちの娘さん)で、お父さんはイギリス人、この子の無垢な笑顔を見る時、彼女が大人になって、日本を祖国と感じ、日本人であることを誇りに思える日本でないのなら、私は恥ずかしくて、この子に合わせる顔がありません。(後編に続く)
by blues_rock | 2013-04-11 00:55 | 経済/政治/世界 | Comments(0)