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心の時空

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a day in my life

中国4千年の中華思想 ‐ 第8夜

2月24日付の共産党機関紙「人民日報」、国営「新華社通信」ほか中国の報道機関は、先日ワシントンでの日米首脳が相当気になるらしく一斉にブーイング報道しました。
その内容たるや異口同音の論調で「アメリカは日本を冷遇した。」とか「日本はアメリカに相手されなかったのに同盟が強化されたと手柄話をしている。」とか、日米同盟の弱体化を願う同じ論調でした。
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さて、発表された‘共同声明’の中で私が評価したいのは3点、1.TPP交渉参加を表明、2.2030年原発稼働ゼロをゼロベースに戻す、3.日米同盟の強化です。
1.TPP交渉参加を表明と言っても「TPP交渉に参加します」と意思を表明しただけで、TPPに加入したわけではありません。  (下図:日本列島各地にあるアメリカ軍専用施設、なんと沖縄に74%が集中)
a0212807_035718.jpg日本がTPP交渉に参加しようが、しまいが、TPP交渉のバスは、発車します。
日本が、TPPに参加しなくてもTPP参加国は、痛くもかゆくもないでしょう。
日本の企業は、TPP参加国へどんどん製造工場を移転させ、国内の雇用は減少、賃金も低下し消費国として日本の魅力も減退していくことでしょう。
何より一番不幸なのは、関税の高い消費材や競争のないサービスに対して高いコストの支払いを求められる日本国民です。
こちらをご参考にご覧ください。)
2.2030年原発稼働ゼロをゼロベースに戻すのは、良いこと‥現在、世界で稼働している原子力発電所は430、建設中と計画合わせて170あります。 (下地図:沖縄の米軍基地の意味と沖縄全住民の苦痛、どちらも重い)
a0212807_061054.jpg中国の化石燃料による大気汚染(火力発電所もCO2排出要因)のすざましさや太陽光・風力発電の高コストと発電能力の頼りなさなども勘案しながら、包括的な国家エネルギー戦略の中に原子力発電所の有・無の議論もすべきと思います。(こちら
3.とくに民主党政権時代希薄になっていた日米同盟の強化は、現在の中国政府の傲慢ぶりと中国共産党の横暴を見ていたら専守防衛上仕方のないことでしょう。  (上地図:沖縄の基地問題は、全国民が背負うべき課題)
中国は、どこでどう狂ってしまったのか、中国首脳の「ハワイは中国領」発言や「(尖閣列島どころか)沖縄も中国領土の一部」も笑って冗談でしょ!?では、済まされない悪意を感じます。
沖縄からアメリカ軍の基地が無くなることを一番願っているのは、実は中国共産党と中国人民解放軍です。
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中国の軍隊は、中国政府の管轄ではないので衝突や紛争の問題解決に政府としての当事者能力がなく、政府間の話合い(外交ルート)は、外交のパフォーマンスに過ぎず役に立ちません。
さて、中国4千年の中華思想に話を戻します。
近年の中国共産党の対日戦術を見れば、日本国内の政治の動きと連動していることがよく分かります。
a0212807_0101160.gifたとえば民主党前政権当時、マニュフェストに少子化対策として「外国人移民1,000万人受入れ計画」と地方分権推進にからめて、日本国籍のない長期在日の外国人に地方参政権(選挙権)を与えるなどの愚策がありました。
不思議なことに与党の一部にもこの支持者がいるとか、中国共産党の「人民が海外に移住するよう指導する」方針と、それを積極的に受け入れようとする日本国内の動きが、ピタリと符合するのは、一体どういうことでしょうか?
これは不審者に家のドア(安全保障)のカギを内から開けてやるような信じられない愚かな行為です。
第9夜、最終回に続く)
by blues_rock | 2013-02-26 00:24 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)