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心の時空

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a day in my life

魯敏遜という日本人(後編)

a0212807_254613.png先の衆議院総選挙結果をシニカルに(冷笑して)言えば、「自民党の圧勝」の新聞記事は、明確に間違いで各政党の“得票率と得票数”を正しく分析すれば「自民党は惜敗、民主党は惨敗、第三の烏合の衆党は自滅」と解説すべきと思います。
自民党中心の与党は、325議席を占め、憲法改正もどんなムチャクチャな法律も作れる衆議院総数3分の2(320議席)を超える議席となり不気味な巨大勢力になりましたが、自民党の比例得票率は、惨敗した2009年総選挙とほとんど同じ27.7%、得票数は1,635万票で前回2009年より200万票以上減らしているのです。
日本には、1億人くらい有権者はいますが、そのうちの1,635万人16.3%の自民党を支持する国民の選出した国会議員の意思で、国家の意思を決定することになります。
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今回の総選挙で自民党は、2009年当選の119議席から一挙に294議席を獲得、前回より175議席増え何と1.5倍の自民党衆議院議員が、誕生しました。
83.7%の日本国民は、これから4年の間、自民党に投票した16.3%(1,635万人)の国民の意思に従い、衆議院定数3分の2を占める自民党与党政府の決定した国家政策に従わなければなりません。
これが、民主主義のルールです。(比例区得票率推移図:今回自民党の得票率27.7%、前回民主党42.4%)
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民主主義についてイギリスの宰相チャーチルは「実際のところ民主主義は、最悪の政治形態と言える。これまでの歴史で試みられた他のあらゆる政治形態を除けば、だが」と喝破しています。
私たち国民の生命と財産の安全保障、国土の保全、国家100年プランと国益、経済発展と国際外交、消費税など国民の税負担、社会保障費コスト、TPPなど国としての重要問題が、山積しています。
自民党を支持しなかった83.7%の国民のうち、投票に行かなかった(選挙棄権した)40.7%の国民は、自分のa0212807_21865.jpg主権を放棄したわけですから、憲法改定(改正ではない)により一党独裁の軍事国家(中国や北朝鮮)となり徴兵制で兵役に捕られても、1000兆円の国家借金返済に大増税(フランスでは富裕税75%課税に富裕層は国籍移転)されても自分の命運を白紙委任(16.3%の意思に従う)したことになります。
自民党を支持しなかった83.7%の国民のうち他の政党に投票した43.0%の有権者も自民党を支持した16.3%の国民の意思決定に従わなければなりません。
確かに最悪の政治形態ながら、それが他のあらゆる政治形態よりもマシな民主主義の理念です。
私は、自民党支持者ではありませんが、今のまま坐して死を待つ孤島の島民になるより、向こう4年間、大同小異(大同団結)の精神で自民党を支持する16.3%の同胞が選んだ今度の日本国首相の強いリーダーリップに大いに期待し世界から信頼され支持される日本列島の島民になりたいと思います。
by blues_rock | 2013-01-13 00:35 | 経済/政治/世界 | Comments(0)