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心の時空

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a day in my life

今日12月29日の新聞記事から

2012年も残りあと2日‥間もなく暦(こよみ)は、2013年に変わります。
福岡市南区山裾の辺鄙(へんぴ)な地域に住まう私の社会や世界の動きを知る情報源は、インターネット・ニュースか、新聞記事に限られます。
社会や世界の出来事で報道されるニュースのほとんどに興味はありませんが、いまだ‘信じられない現実’を知らされて愕然とすることは、数多くあります。
つまらないニュースの氾濫に私は辟易、たとえば九州で暮らす私たちに北海道で発生した火事や交通事故のニュースなど、どうでもよいこと、また人の不幸を論(あげつら)うような記事に、あなたはウンザリしませんか?
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ニュースを知ったことでハッピィな気持ちになる記事も偶(たま)にあります。
今日12月29日の新聞記事では「松井秀喜選手のニューヨークでの現役引退会見」が、それでした。
彼の‘引き際を知った潔い現役引退’にダンディズム(本物のプロ野球選手の矜持)‥少し大袈裟な表現ながら美しく散る桜のような武士(もののふ)の美学を感じました。
反対に、‘信じられない現実’としては、法治国家の統治システムを放棄しているドン臭い日本国政府(政治)に、がっかりする記事が、社会面にありました。
2012年の年末に「死刑確定囚のうち133死刑囚の死刑未執行」という記事です。
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1949年から残る法務省の記録によると死刑未執行囚の数は、今年過去最多を更新したとか‥これは明らかに「死刑確定後半年以内に刑を執行する」と定めた“刑事訴訟法違反”です。
法による国家統治システムを国是(国のルール)としている日本国政府が、法を守らないところに‘法の法’である憲法を蔑(なすがし)にする風潮が、締まりのないダラシナイ社会を作っているように思えてなりません。
刑事訴訟法による死刑制度により複数の人を殺めた凶悪殺人犯は“極刑に処す”つまり死刑という罰を与えるというルールがあるのに、未だ133名の死刑囚に刑事訴訟法が適用されないというのは、政府の怠慢です。
政治心情や思想・信仰の自由が憲法で保障されている今の日本では考えられませんが、近隣の無法な国々で
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現在もなお行なわれている政治犯・思想犯(権力に反対する人たち)の死刑に対して、私は「絶対反対」します。
戦前の記録がないのは、暴力的な特高警察が、自由主義者・平和主義者・社会主義者(共産主義者・無政府主義者)・反戦主義者などを政治犯・思想犯として逮捕、暴力的な拷問により殺した(これも凶悪殺人犯罪)証拠が存在したら困るので廃棄したのだろうと推察します。
世界的に死刑廃止運動が高まっていることは、承知しています。
これは、法治国家ではない国(あるいは地域)では、反政府運動家や宗教反対者に対して権力側の理不尽な裁判により死刑が宣告され‘恣意的で不条理な殺人’が、執行されている現実があるからなので、死刑廃止運動
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の高まりも理解できます。
しかし、法治国家の日本国内で発生した凶悪犯罪の殺人犯に対しては、裁判の結果として極刑(死刑)を以って罰するという判決であれば、刑事訴訟法による死刑制度のもと被害者(生きる権利を否定され理不尽に殺された人たち)の人権擁護と残された家族の行き場のない憤懣や犯人への憎悪、悲痛な苦しみを救済するために天に代わって国が、死刑の執行をしなければならないと思います。
「死刑確定囚のうち133死刑囚の死刑未執行」という記事を読みながら、そんなことを考えました。
(注記:写真は「博多の街」九州ロマンチック街道からお借りしました。)
by blues_rock | 2012-12-29 10:56 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(0)