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心の時空

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a day in my life

清河(チョンハー)への道

新井英一(1950~)が、1995年に発表したブルース「清河(チョンハー)への道」は、1曲で48番まであり、CD1枚44分に収録されています。
新井英一の本名は、朴英一(パクヨンイル)、父親が韓国人、母親が日本人で福岡県出身、彼は自分自身を‘コリアン・ジャパニーズ’と呼んでいます。
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彼は、在日二世の自分のアイディンティティ(identity 自己の存在)を求めて、1986年亡き父の故郷、韓国の清河(チョンハー)を訪ねました。
その旅の思い出と併せ、自分の半生を真っ直ぐ赤裸々に歌った「清河への道~48番」を一枚のアルバムに収め1995年に発表、新井英一の地を這うような力強い声が、人生の哀歓と大地の悠久を歌いあげ、一大叙事詩のa0212807_0223433.jpg日本のブルースが誕生しました。
   ◇ 新井英一 : 作詞・作曲・歌 ◇
「清河(チョンハー)への道」(ハングル・ヴァージョン)
アジアの大地が 見たくって 俺はひとり
旅に出た 玄界灘を船で越え 釜山の港を前にして 夜が明けるのを 待っていた
釜山の街でバスに乗り 海雲台の海を見た ここが親父のふるさとと 思えば道行く人たちの 颜がなにやらなつかしい
言葉のわからぬ悲しさか 身ぶり手ぶりで話しした 俺はここへ行きたいと 半島の地図をさし出して 慶尚北道と指をさす
バスをいくつか乘りついで やっと慶洲へたどりついた リュックかついで人波を 右へ左へ步いてた 心は遠いノスタルジア                         (下の地図)朝鮮半島(韓国)と慶尚北道(清河)
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アリアリラン スリスリラン アラリヨ アリラン峠を俺は行く
腹をすかせて飛び込んだ ハングル文字の食堂で 人がうまそうに食っていた あれと同じを下さいと すまない気持ちで顔を見た
親父の生まれは清河で まだまだここから遠いとこ ふたたびバスに乗り込んで 山をいくつか越えた時a0212807_0422428.pngやっと清河で降ろされた
どこまでもつづく遠い道 はるかむこうに山がある
親父も昔この道を 步いてきたかと思ったら 心がだんだん熱くなる
やっと来たかと ふるさとが 両手広げてよろこんで 迎えてくれているような 愛しい大地の風が吹く
一人で歩く 清河への道
アリアリラン スリスリラン アラリヨ
アリラン峠を俺は行く
by blues_rock | 2012-12-28 00:45 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(2)
Commented by PIAOXIZAN at 2016-03-12 10:44 x
(アジァの大地を見たくて。。。)彼が父親の生まれ地を見ただけでアジアの大地(うんぬん)は噴飯物、アジアの大地は西はトルファン、ウルムチ、北は満州里、東は東北地方まで。韓国慶州道の清河は本当に小さな落村。小生境遇も同じコリアン同じ年代、生まれも同じ所、幼少の頃母親も古鉄屋。東南アジア、中国も殆んどを回りました。曲を聴いたときの違和感が残念。英一と迎日〔湾)は同じでは有りません。
英一と迎日〔湾)は別物。
Commented by blues_rock at 2016-03-13 05:11
PIAOXIZANさま
コメント、ありがとうございました。
私は、PIAOXIZANさんや新井英一さんたちの経験された時代背景を真に理解していないので、PIAOXIZANさんの述べられている「曲を聴いたときの違和感」を感じないのかもしれません。
今年の夏、プサンで私たち金継ぎ工芸会が、作品展をするので行ってみようかなと思案しているところです。