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心の時空

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a day in my life

一歌百謡「白い一日」

「白い一日」は、小椋佳作詞、井上陽水作曲の名曲です。
一歌百謡「白い一日」_a0212807_051122.jpg              ◇
まっ白な 陶磁器をながめては 飽きもせず
かと言って 触れもせず
そんなふうに 君のまわりで
僕の一日が 過ぎてゆく
目の前の 紙クズは古くさい 手紙だし
自分でも おかしいし
破り捨てて 寝ころがれば
僕の一日が 過ぎてゆく
ある日 踏切の向こうに君がいて
通り過ぎる 汽車を待つ
遮断機が上がり ふり向いた君は
もう大人の顔を してるだろう
この腕を さしのべてその肩を 抱きしめて
ありふれた 幸せに
もちこめれば いいのだけれど
今日も一日が 過ぎてゆく
              ◇
この歌は、私にとって懐い出深く、絵描きになりたくて悶々としていた20代のころ良く聴き、二人の「白い一日」が、私の心を鎮め癒してくれました。
絵描き願望のほうは、その後行ったヨーロッパ各都市の美術館で見た天才たちの名画の数々を前に感激、感動、あまりの才能の偉大さに圧倒されて、私の中の幼稚なうぬぼればかりの絵描き願望が、吹っ飛びました。
一歌百謡「白い一日」_a0212807_01533.jpg
今でも「白い一日」を聴くと、そのころのことをリアルに懐い出し、とても恥ずかしく顔を覆いたくなります。
小椋佳の「白い一日」は、1987年NHKホール小椋佳コンサートのライブです。
井上陽水は、1973年「氷の世界」A-Side 6曲目に収録されセンチメンタルな情感溢れています。
二人が、共作した同じ曲ながら、歌唱に二人の個性が表われていて楽しめます。
by blues_rock | 2012-12-26 00:41 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)
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