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心の時空

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2001年宇宙の旅(前編)  シネマの世界<第115話>

「もしもこの映画が、一度見ただけで理解されたのなら、我々の意図は、失敗したことになる。」と原作者アーサー・C・クラーク(1917~2008)は、映画「2001年宇宙の旅」(2001 A Space Odyssey)について述べています。
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私は、この映画を何度も見ましたが、映画のストーリーを無理に理解しようとせず、いつも映像を楽しみながら見ています。                         (下写真:映画撮影中のスタンリー・キューブリック監督)
a0212807_1946473.jpg映画の冒頭シーン、400万年前に一匹の猿が、第一のモノリスに触れたことで、道具を使うことを覚え類人類に進化、さらに道具を武器に戦争を学び人類は、進化を続け‘科学と技術’を手に入れ宇宙へ飛び立ちました。
人類は、月で第二のモノリス、木星で第三のモノリスと出会い、第四のモノリスに導かれ宇宙の旅を続けながら永遠の命“スターチャイルド”となるところで映画「2001年宇宙の旅」は、終わります。
映画製作の天才スタンリー・キューブリック監督(1928~1999没、享年71才))のSF三部作の二作目が「2001年宇宙の旅」で、映画は1968年4月アメリカで初公開されました。
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最初、テーマの難解さに一部の映画評論家を除き、芸能批評家や観客に不評でしたが、1969年アポロ11号による人類月面初着陸ニュース(下写真:月面を歩くアームストロング船長、さらにその下写真:月から見た地球)
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や1977年の惑星探査機ボイジャー1号の報道に、スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」は、世界的なロングヒット映画となりました。
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キューブリック監督は、SF作家アーサー・C・クラークと話し合いながら映画「2001年宇宙の旅」の脚本を一緒に書き、アーサー・C・クラークの原作小説も同時に発表されていきました。
a0212807_2035777.jpgキューブリック監督は、自ら共同脚本と監督(および特殊効果監督)・製作を担当しました。
映画製作における完全主義者キューブリック監督の面目躍如です。
この映画の企画は、1964年にキューブリック監督が、イギリス人の友人で著名なSF作家アーサー・C・クラークに「語り継がれるようなSF映画を作りたいが何か良いアイディアはないか?」と声かけ、二人の‘2001年宇宙の旅’は、始まりました。
キューブリック監督の映画への意欲と情熱は、“存在しない撮影技術なら作れば良い”、“人間が想像するすべてのイメージは必ず映像にできる”という強い信念に支えられ、1968年映画「2001年宇宙の旅」は、完成しました。
それは、今までダレも見たことのない斬新で、画期的な映像でした。(後編に続く)
(左写真;宇宙ステーションのセット内で演技指導するキューブリック監督)
by blues_rock | 2012-12-17 00:31 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)