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心の時空

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キリング・フィールズ 失踪地帯  シネマの世界<第88話>

a0212807_22565120.jpgアメリカの女性映画監督アミ・カナーン・マン(年齢不詳)の2011年監督第2作目の作品です。
アメリカ、テキサス州に“キリング・フィールズ”と呼ばれる失踪地帯があり、猟奇的で凶悪な殺人事件が、多発していました。
その中に美少女が、次々と失踪し、キリング・フィールズに遺棄された死体で発見されるという変質者の仕業と推察される未解決の事件がありました。
この猟奇的な殺人事件の捜査を、地元出身の刑事とニューヨークから配属された刑事の二人が担当しました。
女性映画監督が、メガホンを取り撮影したとは思えないくらいに映画の筋が骨っぽく、クライム・サスペンス映画として出来の良い面白い映画でした。
それもそのはず、アミ・カナーン・マン監督の父親は、多くのクライム・サスペンス秀作映画を撮った名匠マイケル・マン監督(1943~)で、また脚本家・映画プロデューサーでもあります。
マイケル・マン監督作品で、私が憶い出すのは、1992年「ラスト・オブ・モヒカン」、1995年「ヒート」、1999年「インサイダー」、2004年「コラテラル 」で、どの映画も見応えのある秀作です。
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実の娘であるアミ・カナーン・マン監督は、1995年の「ヒート」で、父マイケル・マン監督のもと助監督として監督技術を学んでいます。
映画「キリング・フィールズ 失踪地帯」の骨っぽさは、父親が監督・脚本・製作した「ヒート」の映画作りを観察しながら、マン映画の骨っぽさを修得したに違いありません。
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女性映画監督アミ・カナーン・マン、恐るべし‥次回第3作は、「ヒート」で主演したアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが、再共演した「ボーダー」(2010年日本公開)をできることならアミ・カナーン・マン監督の骨っぽいリメイク版を配役も替えて見てみたいものです。(参考:「ヒート」と「ボーダー」についてはこちらをご覧ください。)
by blues_rock | 2012-09-19 00:53 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)