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心の時空

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a day in my life

朝はどこから(閑話三題 その二)

私は、自宅にテレビを置いていないので、世界で起きている事件やニュースの詳しい内容を知るのは、新聞記事を読んでからになります。
この2、3日の新聞記事から、私が気になるところをコメントしたいと思います。
まず最初に、民主党政府の公式発表「2030年原発ゼロ」への世界の反応です。
日本の国策に対し外交ルートではなく、間髪をおかずにアメリカ・イギリス・フランス政府が、同時にコミュニケ発表したわが国‘原発ゼロ’への懸念です。
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来たる総選挙対策として民主党政府の脱原発世論向け選挙キャンペーンでは済まされない、日本の国益を損なうメッセージが含まれています。
国際外交で「懸念する」という表現を使うとき「容認できない、認められない」という意味ですし、「注視する」という表現には「反対する、拒否する」というメッセージと理解しなければなりません。
とくにアメリカ・イギリス・フランス政府は、こと日本の原子力政策の拙速な方向転換(2030年原発ゼロ)に相当‘頭に来ている’と推察します。
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旧日本の国益は、領土支配(経済圏の統制)とそのための軍事力を支える石油の権益確保でしたが、現在の日本には残念ながらまだ自立国家としての国益はなく、今しばらくアメリカの軍事力に依存しながら、アメリカ覇権(ドル経済圏)の一員国家として世界トップレベルの高度な原発技術力を保持することで、日本を嫌う国々(中国・韓国・北朝鮮・ロシア)と対峙していくしか日本の近未来図は、描けません。
悔しいけれど、情けないけれど、いまは我慢のとき、したたかに、しなやかに国家として生き延びて清々しい朝(品格ある真の自立国家となる日)を迎えるために今しばらくエネルギーを蓄えなければなりません。
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アメリカ・イギリス・フランスと日本は、「核燃料サイクル・核処理サイクル・使用済核燃料(ウラン・プルトニウム)再処理」で深く結び付いた原子力の運命共同体です。
アメリカが、なぜ日本の17か所に54基もの原発建設を許し核燃料(再処理)サイクルの“お墨付き(特権)”を与えているのか、その理由を賢明な国民なら知っておく必要があります。(注:韓国は「使用済核燃料再処理の‘特権’」を認めるようアメリカに強く要請していますが、核兵器開発の可能性を危惧し認めていません。)
世界人口の増加と地球温暖化で、日本は化石燃料(石油・石炭・液化天然ガス)依存国家へは戻れません。
二つ目は、ユダヤ系アメリカ人とキリスト教カルト教会の牧師が、結託してユーチューブでイスラム教預言者を
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侮辱し中傷した動画にイスラム世界が猛反発、リビアでイスラム原理主義者組織にアメリカ大使が殺害され、イスラム圏で反米暴動が勃発しアメリカの国益が損なわれているという記事でした。
排他的な教義の宗教が、原理主義に陥り、嫌悪と憎悪に包まれたら火薬庫でマッチを擦るのと同じこと、火薬庫の火薬がなくなるまで、爆発は続くことでしょう。
日本人は、古来より八百万の神々に囲まれ、神社・仏閣で神仏を拝み“イワシの頭も信心”と教えられ、信仰は、心を鎮め人が幸せになるためのものと教えられて来ました。
日本人の寛容な宗教観を、もっと世界に発信しても良いのではないかと思います。
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三つ目は「中国各地で、日本政府の尖閣列島国有化をめぐり、反日過激デモ2万人」の記事についてです。
中国は、政府(国家)の上に一党独裁の共産党が、君臨する国なので、政府の気持ち一つでデモのコントロール(統制)など簡単にできるはずです。
今度の過激デモも共産党中央政治局の意向を受け中国政府が許可した‘民意演出’なので、日本大使館や日本企業への破壊行為に対しては、損害賠償も含め“外交ルート”で中国政府へ統治責任を追及しましょう。
日本の新聞は(テレビもですが)、どうしていつまでも‘過去の不幸’と結び付けて「自虐的」に中国や韓国の国内で発生した反日事件を大げさに書くのでしょうか?
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日本経済新聞の記事には、中国各地の反日デモに参加し暴動を起こしたのは2万人とありました。
中国13億人民の0.000015%、百万人にたった1人強の程度の参加者に目くじら立てることもないでしょう。
もし福岡市民の1人が、天神で反中国デモをしたことで、福岡市民150万人が、反中国のように扱われたとしたら福岡市民の1人である私は、極めて不愉快です。
日本国民の1人として私は、中国にも韓国にも、もちろんアメリカに対しても‘是は是、非は非’として冷静に意見を言いたいと思います。         (付記:掲載写真の6枚は九州ロマンチック街道からお借りしました。)
by blues_rock | 2012-09-16 04:43 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(0)