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心の時空

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a day in my life

博多の白洲正子さん

私が、ご本人の迷惑など一切顧みず「博多の白洲正子さん」と思っている方が、博多におられます。
福岡市早良区を流れる金屑川と室見川とが合流するあたり、明治通り沿いに瀟洒な古美術店(骨董店)があり、その店のご主人を「博多の白洲正子さん」と私は勝手にそう呼んでいます。
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彼女は、古美術品(骨董品)の審美眼に優れ、店内に並ぶ古陶磁・古道具類のどれも見ごたえあります。
店にある古陶磁や古い道具に特別な銘はなくとも、店主自ら手に取って自分の目で選ばれた品なので紛(まがい)いものや贋(にせ)ものの類いがありませんでした。
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良いものは、好い人のところに自然と集まるのかもしれません。
店が開いているのは、土曜日と日曜日だけ‥骨董・古美術を商ってはおられますが、元来あまり欲のない方なので‘本当は手放したくない’ といつも口グセのように言われています。
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お気に入りの古陶磁には、自分で金継ぎを施したり、大切な古陶の茶碗や茶入れには、古代裂(こだいぎれ)や金襴(きんらん)の仕覆(しふく)を着せたりして丁寧に扱われています。
古美術品(骨董品)の価格も手ごろで、街中の骨董店に比べたらグンと安く、やはり欲のない方のようです。
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古美術(骨董)に興味があり、時間と気持ちに余裕のある方は、ここで本物の古美術品(骨董品)を実見されることをお薦めいたします。
ただし、手に取ってご覧になる場合、必ず店のご主人の許可をもらい両手で包むようにそっと見てくださるようお願いします。
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キズを付けることは厳禁、くれぐれも取扱いには、ご注意ください。
もし万が一、キズを付けたら自己責任で解決する(引き取る)ことになりますが、絶望することはありません。
“金継ぎ”すれば、元には戻りませんが、また‘別の美しい器’に生まれ変わります。
古陶は、人に愛(め)でられ、弄られて美しくなっていくものです。
by blues_rock | 2012-08-17 01:20 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)