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心の時空

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政党助成金の見直しとディベート教育(三)

あらゆる議題を討論し国民総意の意思決定していくためには、論理的にディベート(討論)ができる技術とその実践キャリアがなくては、賢い海千山千の政敵に、勝てるはずはありません。
ディベートのご法度(厳禁)は‥大声で怒鳴る、暴力的な行為、威圧的な態度、ヒステリックにわめく、感情を露わにすることなど、これらは論外でルール違反です。
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ディベートは、ある課題(たとえば夫婦別姓とか原発・死刑制度とか)をテーマにして自分に与えられた意見と相反する相手とディベート参加者の前で公開討論させ、参加者はどちらの意見が、論理的で正義であるか、説得力があったかを一人一人の参加者が判断し勝敗を決めるものです。
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そのためのディヘート教育は、自分の本当の考えや意見に関係なく、自分に与えられた立場の意見を論理的に明晰に組み立て、意見の違う相手と討論し、ライバル(相手)の意見の矛盾や非論理性を見つけ論破するゲーム感覚の討論教育です。
アメリカやイギリスの国会議員は、幼少から情操教育とディベート教育さらに成長すると人前での演説訓練を受けるので、総じて皆ディベートと演説にセンスがあります。
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アメリカやイギリス議会での質疑のやりとりや公聴会を聞いていても質問する方に自信と余裕があり、質問される方もユーモアとウィット(機知)に富み、時にジョークを言いながら聴衆を味方にしていく能力は、双方抜群のセンスです。
ユーモア・ウィット・ジョークという対話の道具を使いこなし聴衆を笑わせ感動させながら自分の主張はブレず、発する言葉は舌鋒鋭く、表情が生き生きとしてシャープですからライバルも真剣です。
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例えば「だから~‥、ですから~‥」と間延びした駄弁を繰り返えし、些末な挙げ足とりのごとき同じ質問とピント外れの同じ答弁を繰り返すわが国両院予算委員会の光景など国家百年の計を為すには、百年河清を待つごとしです。
1995年にお手盛りで始まった政党助成金の総支出額は、5,300億円です。
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2012年の現状を眺めたとき、この17年間に私たちの政治の質は向上したでしょうか?
私たちの血税5,300億円は、ドブに捨ててしまったような気がしています。
これも民主主義という政治システムを強くするためのコストと諦めるしかないでしょう。
民主主義には、コンセンサス(合意)手続きに手間(コスト=お金)と時間がかかります。
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それでも民主主義に代わる政治システムは他にありません。
賽の河原の石積みながら小石を一つずつ積み上げて、未来の日本人のために盤石なデモクラシーの要塞を築いていかなければなりません。
反省するだけなら猿でもできますが、反省すらしない猿以下の日本民族にはなりたくないものです。(おわり)
by blues_rock | 2012-08-05 00:39 | 経済/政治/世界 | Comments(0)