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心の時空

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大鹿村騒動記  シネマの世界<第73話>

長野県下伊那郡に実在する大鹿村を舞台に、300年の伝統ある大鹿村歌舞伎開催当日までの5日間に起きた村の大騒動を描いた2011年の映画です。
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2008年大鹿村を訪れた俳優の原田芳雄は、村に今も残る300年の伝統をもつ大鹿村歌舞伎を知り感銘、大鹿村の歌舞伎をテーマにした映画がてきないかと発案し「大鹿村騒動記」製作委員会が設立されました。
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阪本順治監督は、原田芳雄の発案を受けて、彼を主役にした映画「大鹿村騒動記」の撮影に入りました。
映画の出演・撮影・製作には、原田芳雄の俳優仲間や阪本監督の映画製作スタッフたちが結集、大鹿村も村を挙げて映画の撮影に協力支援しました。
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村長も自ら村長役で出演するなど村と周辺の人たち850名余りがエキストラとして出演、映画「大鹿村騒動記」(予告編はこちら)を見ると、この映画に関わった人たちの気持ちが一つとなり、その熱い想いは、こちらにも伝わってきました。
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映画撮影のセットも大鹿村役場の建物・会議室など、すべて本物を使用しており、映画に出てくる温泉や地酒なども実際にあるものが使われました。
a0212807_2120579.jpg出演した俳優陣も脇役のひとり一人が名優ぞろいで、主演の原田芳雄・大楠道代・岸辺一得はじめ三國連太郎・佐藤浩市・石橋蓮司・でんでんなど個性ある俳優たちが脇を固め、笑いあり涙ありの名演技を披露しています。
映画のエンドロールで流れる忌野清志郎の「太陽の当たる場所」も名曲です。
映画「大鹿村騒動記」は、2011年7月16日に公開、当日病気をおして原田芳雄は、舞台挨拶に顔を見せ、その3日後の7月19日に帰らぬ人となりました。
享年71才、名優原田芳雄氏のご冥福を心からお祈りいたします。
by blues_rock | 2012-07-24 00:38 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)