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心の時空

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a day in my life

介護認定500万人

日本経済新聞の記事によると、わが国で介護認定を受けた高齢者の総数は、2010年現在(2年前の厚労省調査)で 500万人を上回ったそうです。
2000年の介護保険制度スタートから10年が、経過しました。
介護保険制度の骨子(義務と権利)は、40才以上の日本人に介護保険料の納付義務があります。
この義務を果たし、介護保険を支払った人=被保険者が、満65才の高齢者(平たく言えば老人)になり、身体介護・認知症介護など必要になった場合、介護保険の適用を受ける権利があります。
権利の行使には、高齢者本人または家族が、役所に介護認定の申請を行ない、公的審査を受けて、要介護の
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認定を受ける必要があります。
認定内容にも「要支援1・2、要介護1~5」と高齢者の必要介護度に応じて適用される介護サービスが、7段階にランク付けされます。
要支援1・2に認定された高齢者は、地域包括支援センターが対応し、要介護1~5の認定者にはケア・マネージャー(介護支援専門員)が、認定者一人ひとりの介護サービス計画・介護支援計画を策定します。
そのプランに基づきケア・マネージャーは、介護サービス事業者を紹介し、高齢者本人または家族が、自分にとって居心地のいい事業者(一番フィットする施設)を選択することになります。
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こうした手続きの後、自己負担1割で各種介護サービスを受ける権利が可能になります。
2010年現在、介護認定者は、10年前の2倍になりました。
介護保険の給付費も7兆3千億円と国の財政を圧迫始めました。
平均介護度も要介護3で、介護認定者全体の40%、200万人です。
いま高齢者介護事業所で働く私個人のコメントとして、「平均介護度、要介護3」は、ぶっ飛びの驚きです。
私の通所介護サービス2施設を利用されている要介護度3の高齢者は、ほとんど認知症を発症されています。
一昨日「認知症の患者250万人」でも書きましたが、資格も何もない門前の小僧の体感として認知症を発症され
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ている高齢者は、350万人くらいはおられるように感じます。
記事によると13年後の2025年には、介護認定1,000万人、介護保険の給付費も20兆円になるとありましたが、この現状認識の甘さ・お粗末さに唖然・呆然としました。
2012年の今年から“団塊の世代”(1947年~1949年の3年間に生まれた800万人の人たち、現在少し目減りしているとしても700万人は確実)が、一斉に高齢者の仲間入りをしています。
この団塊の世代をごっそり飲み込んで、13年後の2025年に‘介護認定1,000万人、介護保険の給付費も20兆円’程度で済むはずがありません。
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普通に考えてみても分かることでしょうに‥この国のアホウな政治家やバカな官僚に、これ以上ノホホンと任せておくわけにはいきません。
当然、問題解決の方策として、視野に入って来るのが、税金のアップとくに消費税率のアップと介護保険自己負担率のアップです。
その前に、「認知症の患者250万人」で提案しましたが、立法府(国会)と行政府(政府官僚機構)のリストラとコストカットをマニフェストとする人たちとのコミュニケーション・ネットワークで盛り上げ、何としてもこれらを実践する必要があると市井の一庶民は思います。
皆様方は、いかが思われますか?
by blues_rock | 2012-07-03 00:17 | 高齢者介護(認知症) | Comments(0)