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心の時空

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a day in my life

竹原ピストル ‥ 海炭市叙景

オムニバス映画「海炭市叙景」第一話で無器用ながら妹思いの兄を演じた竹原ピストルの歌う「浅草キッド」を以前聴いたことがあります。
a0212807_0451837.jpg映画「海炭市叙景」を見てから、この歌を聴くと、映画の中で大晦日の夜、妹が作った年越しソバを二人で食べた後、初日の出を見るため安アパートを出て、路面電車の通りを抜けて、兄妹(きょうだい)二人で山の坂道を登っていく兄役竹原ピストルの姿を思い出します。
家族にとって最も大切なものは、「やさしさ」と思うようになりました。
映画では、坂道を登って行く兄と妹二人の背中を映しながら、彼らの後ろを路面電車が通り過ぎて行きます。
a0212807_0523996.jpgその路面電車の運転手が、映画の第五話に出てくる浄水器を営業する青年の父親で、乗客の中には、第三話に出てくる倦怠期の中年夫婦と第四話の少年とその父親も乗っていました。
音楽は、音楽のハーモニーに共感することですが、竹原ピストルの唄う歌は、「心の叫びを編んだ詩」の朗読のようです。
彼の歌唱力は「 浅草キッド」で如何なく発揮され、もう竹原ピストルの歌として記憶されるでしょう。
先日の一歌百謡で書きました「ファイト!」を歌う竹原ピストルのブルースも最高でしたが、youtubeから削除されお聴かせできなくて残念です。
by blues_rock | 2012-06-29 00:04 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(2)
Commented by ダイハード at 2015-02-03 14:21 x
「そこのみて光~」と「海炭市」の原作者はおなじで、数回芥川賞候補になるもけっきょく世に出ることがありませんでした。そのせいか小説世界が陰鬱で読書中はずっと呼吸困難、しかもラスト(・・・このていどの希望かよ?)と裏切られた気さえした(苦笑)
それにしてもヤンスウ管理人の守備範囲のひろさに脱帽です・・・まさか竹原ピストルとは!
奥田民生をもっと粗削りしたようなかれの役者っぷりにつきましては、やはり「さや侍」のラストに尽きるでしょう。
生涯、風采あがらなかった父から託された遺書を娘に、河原に立ちてよんで聞かせながら、それがしだいに竹原ピストル自身の歌に/ブルースに/絶唱に変わってゆくシーンで、ワタクシ落涙してしまったのでした★不覚也。
Commented by blues_rock at 2015-02-03 19:59 x
竹原ピストルの唄う「キッド」と「ファイト!」が、youtubeから消えました。
人に心を伝える歌とは‥それを教えるすばらしい歌唱でしたのに、と残念です。