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心の時空

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a day in my life

やはり野に置け民主党

先ごろ見た日本経済新聞(朝刊2面)に掲載されたコラム「風見鶏」の見出しです。
うまい表現をするなあ‥と大笑いました。
民主党政権になって、この2年半‥ゴタゴタが続く党内のしまりのなさ、オタオタするばかりで不甲斐ない外交の情けなさ、ボロボロ国家財政のだらしなさばかりが、日増しに目に付くようになりました。
やはり野に置け民主党_a0212807_1035054.jpg一時(いっとき)仕分けと称したTVカメラや新聞記者たちを前に、ニュース・ショウのパフォーマンスもワンパターンの繰り返しでキレ味がなくなりました。
国民の生活第一とか、国家予算の仕分けなど声高に叫ばず、粛々とすぐに仕事をおやりなさい‥実践・実践そして実践、それがアンタら政治家の仕事でしょ!?と毒づきたくなります。
少数意見も反対意見も無視せず、多数決で意思決定する民主主義の政治原理が、日本国の国是です。
私たち国民と国家にとって民主主義が、最高の政治(意思決定)システムであることを疑う余地はありません。
それは人類の歴史が、証明しています。
やはり野に置け民主党_a0212807_1036348.jpg選挙民(国民)のリスクとして、民主主義には莫大なコスト(税金)と悠長な時間(意思決定の遅さ)が、必要なことも分かっています。
民主主義は、その国の国民のレベル(民度)を表します。
時に、烏合の衆と化したポピュリズム(○○劇場とか呼ばれる大衆迎合主義)であったり、時にすばらしい政治バランス感覚を発揮したりします。
民主主義を喩えるなら、暗黒の海を渡る大航海時代の北斗七星や南十字星のようなもので、人民大衆の共存共栄のための道標(みちしるべ)であり、選挙という羅針盤(道具)を使って航海します。
「やはり野に置け民主党」は、「(手に取るな)やはり野に置けレンゲ草」の俳句に由来しています。
やはり野に置け民主党_a0212807_13551298.jpg今の身動きとれない無様な民主党政権の現況を、花ビンのレンゲ草に喩えて表現したのでしょう。
民主党は、いい加減ゴタゴタ・オタオタ・ボロボロをやめ、背筋ピーンを伸ばし愚直な政党になって欲しいと思います。
このまま座して、自民党のように自壊自滅するくらいなら、国内経済の景気回復と世界政治のヒノキ舞台で、アメリカ・中国・ロシア・EU・ASEANをあっと言わせて、美しく歴史に名を残し、散って欲しいと思います。
前回の試合(選挙)は、自滅した自民党のオウンゴール(敵失)による勝ち点(政権)だもの‥失うものなんて民主党には、何もありません。
やはり野に置け民主党_a0212807_13555011.jpg今のままなら、次の試合(選挙)の負けは、間違いないでしょう。
本気で試合に勝ちたいのならオロオロせずに、ビシーッと自分たちのチカラで、ゴール(国家繁栄)のど真ん中に、見事な政治判断を蹴り込んでもらいたいものです。
いま山野にはレンゲ草の花が美しく咲き、ミツバチが飛び交っています。
   手に取るな  やはり野に置け  レンゲ草    句:滝野 瓢水(ひょうすい)
by blues_rock | 2012-05-19 01:19 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
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