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心の時空

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a day in my life

「農」への新しい視点

昨年3月11日午後に発生した東日本大地震以降、全国の新聞・テレビのニュースは、大津波の被害の惨状、被災者の悲嘆、福島原子力発電所事故の不安など【不幸】な出来事をことさら強調、被災者ばかりか国民を沈鬱にし不安を増長するよな報道ばかりしていました。
a0212807_13475578.jpg報道各社で働く人たちは、他人(ひと)の【不幸】の強調が、新聞購読数の増加、テレビ視聴率アップにつながるとでも本気で考えているのでしょうか?
CMスポンサー企業もまた、世の中の【不幸】をネタにした新聞の購読数拡大やテレビのワイドショー視聴率アップで自社商品の売り上げが伸びるとでも思っているとしたら、先行き暗雲立ちこめる会社になること請け合いです。
マスコミ各社が、‘これでもか、これでもか’と他人の【不幸】を論(あげつら)うのが、「公共の利益」や「事件の真実」に託(かこつ)けた自社利益のためならば、その責任は、購読者と視聴者にあります。
毎日【不幸】のテンコ盛り‥これでは、ただでさえ苦痛に耐えている被災者の心理、不安な国民の気持ちは、沈み滅入るばかりです。
a0212807_13504214.jpgさらに、善良な市民の悲痛・不幸に、平気でカメラを向けたり、目の前にマイクを突き出したり、さらにドカドカ土足で他人の家(うち)に押し入る傲慢で無神経なマスコミにもウンザリです。
いま外は、新緑の清々しい季節です。
悲しみ・苦しみを乗り越えるには【希望】が、必要です。
いつまでも俯(うつむ)き自粛しているふりをしても、東日本の復興にプラスになるものは、何一つありません。
新緑に覆われた自然の中で思う存分生命(いのち)を感じながら、いま生きている一人ひとりが、元気に暮らすことこそ一番の東日本復興応援になると思います。
前置きが、長くなりました。
前文とはあまり関係ありませんが、大震災報道ばかりの新聞記事にあって先日の日本経済新聞に「農業の新規参入増加」と書かれた小さな見出しの記事を見つけました。
a0212807_0114168.jpgいま農業へ新規参入しているのは、企業や農事組合法人など‥記事には、休耕田や放棄農耕地を離農農家からまとめて借りて、食料油(ナタネ油)用のナタネを作付している地域の食用油メーカーや水源保全のため山里の水田利用に取り組んでいる公益財団法人を紹介していました。
既成政党の党利党略のバラまき農業政策は、愚策‥「農」への新しい視点こそ必要です。
この閉塞した旧態依然の「農」を打破するのは、生産現場の改革です。
ここを乗り越えて、初めて「農」の未来が、見えてくるでしょう。
一人でも多くの消費者(賢い国民)が、この国の食料と飲料水を取巻く厳しい現実に気がつけば「農」への視点も自ずと変わってくると思います。
by blues_rock | 2012-05-13 23:30 | 自然/農耕/食料 | Comments(0)